ミニマリストになれなかった主婦がシンプリストを目指した理由3つ

2021/11/06
  • 田舎暮らしのシンプリストで2児の母。ズボラでも子どもがいてもシンプルに暮らすための方法を発信中。 もっと見る>>

シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEライターのシンプリストうたです。

昔は素敵なミニマリストさんたちに憧れて、いつか自分もそうなれたら…なんて思う時期もありました。
しかし、目指していくうちに違和感を覚え、いつしか「シンプリスト」がしっくりくるようになっていました。

なぜミニマリストではなくシンプリストを目指すようになったのか、大きく3つの理由がありました。

【理由1】家族が最小限を目指していなかったから

そもそもおうちをスッキリさせることに興味があるのは私ひとりだけです。

夫は、テレビの特集であるミニマリストの極端な暮らしの紹介を観て、あまり良い印象は持たなかった様子です。
もちろん、それはひとつの例に過ぎません。それぞれの暮らしに合った方法があるとは知っていても、夫はそれを深追いしたいほどの興味があるわけでもなく。

やはりソファーやテレビがある暮らしが落ち着くそうですし、子どもたちも欲しいもは欲しいのです。

今のライフスタイルでは、物を持つことで楽しんだり学べる経験を大事にしたいと思い、最小限は目指さないことにしました。

【理由2】ムダな物も心地よかったから

物を減らしてから気づいたことは、「ムダ」には“不快なムダ”と“快適なムダ”があるということ。

不快なムダはガラクタ品、捨てたいけど捨てられない物など。
快適なムダは、植物やアート、コタツなど。

最小限や効率化を目指していれば、快適なムダも切り捨てるべきですが、快適なムダも暮らしの楽しみになることを知ってからは、効率化よりも暮らしの質に重きを置くことにしました。

【理由3】目的を考えたらミニマリストでなくてもよかったから

そもそも目的は、何のため?

私の場合は、
・家事の時間を短くして、自分の時間をつくるため
・安心安全のため
・おうち時間をすっきり快適に過ごすため

の3つです。

「あれ、これってミニマリストにならなくても実現できることでは?」と思うようになりました。
同時に、「シンプリスト」というワードもその時耳に入るようになっていました。
シンプリストは、物の量に関係なく、「簡素化」や「暮らしの質」を追求すること知り、まさにコレだ!と思いました。

どんなライフスタイルでも自分らしい暮らしを

ミニマリストやシンプリスト…色々述べて参りましたが、最終的にはどの型にハマらなくても、自分らしい暮らしを送れるのがベストだと思っています。

今でもミニマリストの考えや取り組む姿勢は尊敬できることばかりですし、シンプリストの考えと共通することもあります。「ミニマル思考」という考えに共感できることは多いので、今後も切り離さずに、暮らしの一部に取り入れつつ、シンプリストを目指していこうと思います。

記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。

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