ついやっているそれ! やめてみたら楽になる【輝く50代に向けて……暮らしとココロの整え方】
- 1972年生まれ。『サンキュ!』創刊時(1996年)以来のカリスマ的人気読者。エッセイ集など著書を相次いで刊行したのち心理学を学び、現在はフリーランスの心理カウンセラーとして活動。『サンキュ!』では2007年から現在まで14年余りブログとエッセイを執筆。2021年10月より新連載「愉しくオバさんを生きていく。」をスタート(毎週月曜日午前9時更新)。趣味は旅行・ドライブ・ゴルフ・読書・スマホゲーム・お酒を飲むこと(1人で晩酌するのも大好き!)。もっと見る>>
40代後半の気づきをリアルに書いているカウンセラー/エッセイストの若松美穂です。20代の2人の娘の子育て経験と、カウンセラーとして心の勉強から学んだこと、お客様とのお話を通じて感じたことを書いております。今回は、心と体のゆとりを作り出す方法についてです。
【気がついたらやっているかも!?】
考え事がある時や忙しいとき、ふと気がついたら、やっていることがあります。
*肩に力が入っている
*腕組みをしている
*こぶしを強く握っている
*歯を食いしばっている
*呼吸が浅くなっている
【やめてみる】
気がついた時にあちこちに力を入れることをやめてみると……どうでしょう。
*肩を下ろし
*腕と手をほどく→手を開き、てのひらを前(上)に向けます
*口元をゆるめる
→表情を緩めると眉間の皺が消えます
*深呼吸をする
一瞬、身体が楽になり、気持ちも緩んで、それまでの自分との違いに驚くことがあります。疲れている時ほど、意識してみてはいかがでしょう。
【やめるコツは鏡を見る・声を掛け合う】
家事や仕事の合間、寝る直前に、TVを観ている時。ほんの短い時間でも、やってみると心地よさは格別です。時には意識して、鏡に映る普段の自分をチェックしてみてはいかがでしょう。
家族には「こぶしに力が入っているよ」と声をかけたり、そっと、組んでいる腕や手をほどいたりもします。皆、無意識のようで、「あっ」という顔をした後、身体の力を抜いてゆっくり深呼吸をしています。心と体のゆとりにつながる、小さなおやすみを意識してみませんか?
この記事を書いたのは……若松美穂
心理カウンセラー・カラーセラピスト・エッセイスト
現在、心理学講座やお話聴きます【個人カウンセリング】・カラーセラピー・お茶会という名のおしゃべり会を、対面・ZOOMで開催。大学生と社会人の姉妹を持ち、子育てに一段落した今だからこそ発信できる人間関係全般・家計に関する情報を発信しております。