〈愉しくオバさんを生きていく。〉人生初「フォトフェイシャル」始めてみたよ

1972年生まれの私は現在、49歳。若松美穂もオバさんと言われる年齢になりました。

今、若い頃に思っていたより、オバさんは気楽で愉しい！と感じています。
子育てがひと段落し、時間ができて自分のことをメインに考えて暮らせるようになってきたからかもしれません。「女子」ではなくなったことも、心地よさの理由の１つな気がします。

そんな私が、アラフィフのからだ・心・時間・旅・人間関係……もろもろを、個人的な視点で書いていきます。
「オバさんを生きる」。けっこう心地いいな。
そんな思いを込め、リニューアル新連載のタイトルは「愉しくオバさんを生きていく。」にしました。

毎週月曜午前9時更新。
おつきあいいただけましたらうれしいです

【ねぇ美穂ちゃん、エステに興味ある？】

　ある勉強会終わりに、同世代の友人に訊かれました。「美穂ちゃん、エステやフォトフェイシャルに興味ある？」。私は「ある～」と即答！！　実は私、今、ものすご～くシミを取りに行きたかったのです。「でもどこに相談すればいいのかわからないし、たとえば皮膚科だったら、待ち時間が長いって聞いたことがあるし。だから、なかなか一歩が踏み出せてないの」。

……こんなことを躊躇なく話せるのも、オバさん同志の気楽さ。

【お得と出会いの予感に惹かれ……】

シミをどうにかしたい私に、友人がなんともタイムリーな話をしてくれました。彼女の女友だちが近々エステサロンをオープンする予定で(さらっと流せないほどすごい話ですよね。自分でサロンを始めてしまうなんて……）、新規オープンのキャンペーンで、1回目は無料でフォトフェイシャル（肌に特殊な光を当ててシミやそばかすを改善するのだそう）の施術を受けられるというのです。

あらっ。お得感にも弱いのです～。さらに、立地・施術内容・料金を体験して、この先を決めることができるのは、やっぱり安心。

しかも、友だちの友だちは皆友だちだ！！　エステサロンを始める同世代に出会えるなんて、なかなかないこと。タモリさん的（昭和ですね＾＾）発想で、この歳で新た生まれる出会いや繋がりも、先が広がる感じで、楽しみすぎる。

【若い頃は自慢だった肌に、シミがじわじわやってきた】

私は49歳になり、鏡を見るたび、顔のシミがどんどん目立つようになってきたことを感じていました。学生時代の日焼け、子育て中の海や旅・部活の応援での日焼け、今、楽しんでいるゴルフ。シミは積み重ねである時じわじわと登場するとは聞いていましたが、まさに私はそれ。

「そろそろシミを取りに行きたいんだよね～」と家族に言うと、『前から言っているよね。自分でそう思うのなら行ったほうがいいよ』。あれ？そんなに何回も言っていましたか！？
いや、言っていたかも（笑）　

【若見せより、「自分の気持ちを落とさない」が大事なんだ、と】

若いときには、オバさんがシミ取りをするのは、若返りを図っているのだと思っていました。でも違うんですね。この歳になると、若く見せたいとかではなく……、イヤ、少しはあるかな(笑）あるとしても、それが全てではなくてね。

どちらかというと、「今の私もいいじゃない！」と、気持ちを落とさず、心地よく過ごすために必要なメンテナンスなんだな～と気づきました。

機械も家も、長年使えば何かしらのお手入れや大きな修繕は必要なもの。我が家も20年が過ぎ、外壁の塗り替えをしてキレイになりました。見ていて心地がいいです。でも、年齢を重ねた肌はファンデで上塗りしても、素肌になれば元通り。シミが目に入るたび、憂鬱で残念な気持ちになってしまっていたんです。たった数ミリのシミが、私のメンタルを落とす威力の大きさたるや……。

【シミ退治にくっついてきた、予想外に楽しい時間】

実際サロンに伺ったら、紹介していただいたエステシャンのお友だちはサバサバとして魅力的。施術をしながら『これを従業員に伝えたい！こんなお店にしたい！』と、彼女の夢を話してくれました。私の知らない仕事に就いている同世代から、仕事の話をここまで聞かせてもらう機会はなかなかないので、おおいに刺激をいただきました。そして何より私は「素敵女子」が大好きなので、同じ空間と時間をともにすることが、もう、楽しくて！　

施術にも大満足。それに、サロンはこんな用事がなければ行かないだろうキラキラした街にあって、街からもらう非日常感や刺激も、私には必要かな。もう、ここに行くだけでいい気分転換になりそうなのです。もともと行きたい・したいとおもっていたことだし、2回目以降も通ってみることにしました。

これからは鏡を見るたび「今日のお肌、悪くないね～」と思える自分を、愉しむんだもん♡