〈愉しくオバさんを生きていく。〉え、髪は盛るとかえって老ける!? 

2021/10/25
  • 1972年生まれ。『サンキュ!』創刊時(1996年)以来のカリスマ的人気読者。エッセイ集など著書を相次いで刊行したのち心理学を学び、現在はフリーランスの心理カウンセラーとして活動。『サンキュ!』では2007年から現在まで14年余りブログとエッセイを執筆。2021年10月より新連載「愉しくオバさんを生きていく。」をスタート(毎週月曜日午前9時更新)。趣味は旅行・ドライブ・ゴルフ・読書・スマホゲーム・お酒を飲むこと(1人で晩酌するのも大好き!)。もっと見る>>

1972年生まれの私は現在、49歳。若松美穂もオバさんと言われる年齢になりました。

今、若い頃に思っていたより、オバさんは気楽で愉しい!と感じています。
子育てがひと段落し、時間ができて自分のことをメインに考えて暮らせるようになってきたからかもしれません。「女子」ではなくなったことも、心地よさの理由の1つな気がします。

そんな私が、アラフィフのからだ・心・時間・旅・人間関係……もろもろを、個人的な視点で書いていきます。
「オバさんを生きる」。けっこう心地いいな。
そんな思いを込め、リニューアル新連載のタイトルは「愉しくオバさんを生きていく。」にしました。

毎週月曜午前9時更新。
おつきあいいただけましたらうれしいです

【オバさんの髪にはね、ボリュームが必須なの。】

 “40代後半を過ぎたら、髪のボリュームが重要”。……あるイベントで、こう教えられました。特にポイントなのは、後頭部のボリューム。写真を撮る前には、後頭部の髪をぐっと持ち上げて高さを出すといいんですって。そうしたら、若々しく、かつ品よく、賢い女性に見えるらしい。画像で違いを見せてもらったら、ほんとだ、全然違う。

そういえばテレビでおなじみの年齢不詳タレント・YOUさんも髪にしっかりボリュームを出してますよね。ボリュームがあると、オシャレ感も増すような気もする~。

【「後頭部を盛る」を鵜呑みにした”オバ美穂” 家族に笑われる】

自他ともに認める『素直さ』が“オバ美穂”のいいところ(たぶん)。

イベント終わりにその場で写真撮影の機会があったので、「そっか!!いいことを教えてもらったし」と、即、後頭部を盛って写真に納まりましたよ♡  帰宅して家族に撮った写真を見せながら「ほら!後頭部をね~」と説明したら、家族がメチャ笑うのです。「隣の人と比べて、頭がやたら大きくなっちゃってるんですけど~」だって。

そうじゃなくても、私は173cmと長身で顔も丸いのに、後頭部を盛り上げたことで、さらに縦にも伸びてしまったよう(汗) 若見えや品うんぬんよりまず、「なんかすっごく大きいね!」みたいな……。

あれっ?ボリュームが必要という理論は、私には合わないの?

【美穂~人にはね、合うものと合わないものがあるんですよ】

鳴子にて。茶色く見えた地面は土の色かと思っていたら、どんぐり。いっぱい落ちていました

若々しい・素敵・品がいい・知的に見えるなんて言われたら、反論なんてあるわけないじゃないですか~。なのに、なぜ!? 

でも、よ~く考えたら、人によって“合う”“合わない”は、あるはずですよね。同じ「オバさん」でも、体形も・顔つきも・雰囲気も、み~んな違うのだもの。どんなに聖子ちゃんカットが流行したとしても(例えが相変わらず昭和です^^)、ピッタリくる人とそうじゃない人がいるみたいにね。あの髪型は、私がしたら下ぶくれが目立つだけ(汗)

なんでも人と同じがいいわけじゃない……に、そろそろ気がつけ! 50歳目前の私。


【私に必要なのは ボリュームではなくスッキリ感】

コロナ前の旅先で。私の場合、髪においてはボリュームより直線と”つや”を大切にするべきなんだな

◎この連載では、読者の皆様からのご感想やご質問にもできるだけお答えしていきたいと思っています。記事は毎週月曜日の午前9時更新、ほかに皆様からの声にお答えする回を月1回設けます。配信日が決まりましたら改めてご案内します!

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