〈愉しくオバさんを生きていく。〉これからは、私が私を労わるの♬

1972年生まれの私は現在、49歳。若松美穂もオバさんと言われる年齢になりました。

今、若い頃に思っていたより、オバさんは気楽で愉しい！と感じています。
子育てがひと段落し、時間ができて自分のことをメインに考えて暮らせるようになってきたからかもしれません。「女子」ではなくなったことも、心地よさの理由の１つな気がします。

そんな私が、アラフィフのからだ・心・時間・旅・人間関係……もろもろを、個人的な視点で書いていきます。
「オバさんを生きる」。けっこう心地いいな。
そんな思いを込め、リニューアル新連載のタイトルは「愉しくオバさんを生きていく。」にしました。

毎週月曜午前9時更新。
おつきあいいただけましたらうれしいです

【みんな頑張ってる。そして私も頑張ってきた！】

49歳、『ここ数年のカラダの変化は？』と聞かれたら、「やたらとよく眠っています！」と答えます。『イヤイヤ、前からでしょ！』と、知り合いに突っこまれそうです（汗）　おかげさまで、朝が早く目が覚める・眠りが浅い・眠れない……といった、よく聞く悩みには、今のところ無縁です。

睡眠のおかげでしょうか。
ずっと173.8cmだった私。それが49歳にしてまた1センチ身長が伸び、174.8cmになったのです。もう、175cm目前……って、中学生じゃないんだから！　ほんと、どうなっているの？と、びっくりしております。まっ、縮んでいないということは、骨が元気ということよねと、プラスに考えております、ハイ。

そんな私も、二女が高校を卒業する3年前までは、寝不足状態が続いていました。学校が遠くて朝が早い、お弁当もある。自分自身はHPを作って仕事を広めようとしていたところでしたから、することが多くて……。こんな状況、現在進行形の方も多いことでしょう。「本当によく頑張っているよ！」と自分に言ってあげたくなるはずです。

私も今振り返って、子どもの手が離れる数年前までの自分を自画自賛。よくやりました～と、拍手拍手です。

【子育てを終えた今、していること】

それでも子どもは成長し、いつかは時間にゆとりのある暮らしがやって来るのですね。

自分時間ができたオバ美穂が、今、積極的にしていることは、自分のカラダに目を向けること。自分を労わることです。パソコンに向かっている時間が長いからか、「肩コリと張りがすごいですね～」とよく言われるのですが、鈍感なのか、体の痛みや不都合を感じていない私。

でも実際は、変化が起きるお年頃。
その割に、家族は皆自分のことで忙しく、心配してもらえなくなる今でもありますから(笑)。今まで家族に目を向けていたように、この先は誰よりも、自分を気にかけ心配し、手をかけてあげようと思っているの。

【最近始めたヨガで知った、　”ゆるめる快感”】

最近は月2回ほど、ヨガに通っています。これまでは、「頑張る！」とか、日々を目いっぱい走り抜ける感覚が強かった私。でもヨガを始めて、「カラダを緩める心地よさ」に出会いました。これまで、どれだけカラダのあちこちに力が入り、緊張し続けていたのか、よ～くわかります。

私自身はカウンセリングで、お客様に心を緩めることをお伝えしているのですが、体が緩むと、自然と心も緩んでいく。体から、心から、どちらからでもアプローチできるんだな～と体感しているところです。

【そして1日の最後には、秘密の儀式】

最近のもう1つの楽しみは、目覚ましをかけずに満足するまで眠ることです。初めは休日限定でしたが、今は仕事がある日も（仕事の状況次第ですが）。体が、「疲れが取れました」と感じると、自然と目が覚めるんですね。それが何とも言えず心地がよい。

「早く起きる必要がある時にはどうしているの？」と聞かれることがあります。そういう時には、逆算して早く眠りにつきます。私の場合は7時間半～8時間は必要なよう。家族は「もう寝たの？」と驚いていますが、全員20歳過ぎの大人。私がいなくても、それぞれ生活ができますからね。

眠るための準備もしっかりしますよ～。これまで夫や子どもにしていたことを、今は自分のためにするの！　家に一人しかいなくてもシャワーでは済ませない。お湯を溜め、体の芯から温まる。自分のために湯たんぽを用意する。寝具は温かいものに変えて、枕元にはいい香りを添える。布団に入ったら、ゆっくり深呼吸をして、「今日もお疲れ様。一日無事におわりましたね」と声をかけながら、自分の体をなでてあげます。
えっ、この儀式は怪しい！それとも寂しい？（笑）　ほおっておいて～。

【私のことは私が大切にするんだもん】

目覚ましナシ生活を始めて気がついたことがあります。
「ぐっすり眠るためには、日中の過ごし方も大切」ということ。

・適度な疲れを感じるように、頭と体を動かすことをする
・40代以降は、嫌なことや困ったことは起きるのが当たり前。
　嘆く・悩むは短時間で終わらせて、対処方法を身につける。
・自分の楽しいことをして気分を上げる↑
・旅行や人とのおしゃべり。映画、音楽などで、泣いたり、笑ったり感動したりするのも私　　　　
　にはいいみたい。

たった一人しかいない、私ですから。
これからは自分で自分を大切にするんだもん♬
結果それが、家族も安心して過ごすことができることにつながると思うから。