「着る服がない!」となるのはなぜ?服の持ちすぎで起こる悪循環とは
めんどくさがりなゆるミニマリスト、サンキュ!STYLEライターのみくです。
"服はたくさんあるのに着たい服がない"
この現象、1度は感じたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
なぜこのようなことが起こるのでしょう。その原因となる悪循環について、順にお話ししたいと思います。
1.服が多いほど、一つ一つの出番が少なくなる
持っている服が多ければ多いほど、一つ一つの出番は必然的に少なくなります。1年は365日しかなく、季節によって着られる時期も限られています。仕事をしていて仕事着が別にある場合はなおさらです。
仮に何百着も持っている場合は、1年のうちその服を実際に着る日数は数回しかない、ということもあるでしょう。
2.なかなか傷まない
毛玉が目立ったりヨレヨレになってきたりすると、それは手放すタイミングの目安にもなります。
しかし着る日数が少ないということは、傷みにくいということ。寿命で手放す服がないので服はどんどん増えていきます。
3.数年で流行や好みが大きく変わることもある
シンプルな服であれば大きく流行に左右されることはありませんが、それでも少なからずその時代の傾向が反映されているものです。
流行だけでなく年齢も変化していくので、好きだった服がしっくりこなくなったり、ライフスタイルの変化によって重視するポイントが変わったりすることも。
こうして"着られる服はあるけど着たい服がない"現象が加速
クローゼットに満足していないことで服を買い足してしまい、量は増える一方。
「傷んでいるわけではないし、もともとは気に入って買った服なので嫌いではなく、まだ着られる。しかし、"これが着たい!"というほどの熱意はなくなっている服ばかり。」
そんなクローゼットはこうした悪循環によって出来上がってしまうのです。
反対に服が少ないと、必然的にすべての服の出番が増えます。けれどもお気に入りの服ばかりなので、週3〜4日同じ服だとしても抵抗はありません。流行や好みが変化する頃には着倒していることが多いため、自然と手放すことができます。
毎朝何を着ようか悩んでいる方は、"着たい"と思う1軍ばかりのクローゼットをつくってみてはいかがでしょうか。
□記事を書いたのは・・・みく
元々は捨てられない性格の、めんどくさがりな1児のママ。
妊娠と引越しをきっかけに物を減らしはじめ、すっきりした暮らしの快適さに目覚めたゆるミニマリスト。