この春から受験生の母親の心境
サンキュ!STYLEライターで台湾在住整理収納アドバイザーのnocoです。
この春、長男が中学3年生になります。台湾には日本語で通える学校がほぼないため、語学を身に付けられなかった長男は、日本に帰国して日本の高校に進学予定です。受験生の親は大変だと言いますが、本当に1年後のことを考えると胃がキリキリします。息子の人生と分かっていますが、親として出来ることを最大限サポートしたいです。今回は受験生の母となる私の今の心境を赤裸々にお伝えしていこうと思います。
努力できるのもきっと才能
勉強したらいいのに、ゲームばかりしている。
テスト勉強ももっと早めにやればいいのに、なかなか机に向かってくれない。
勉強嫌いのお子さんを前にして、そんなもどかしい思いをしている親御さんも少なくないと思います。私もその一人です。努力できるということも才能なのではないかと感じてしまうくらい、うちの息子にはその才能がありません。
押し付けても意味がない
勉強を「やらなければならない」と押し付けても本人にやる気がなければ勉強に取り組むのは苦痛でしかありません。いかに、気持ちよく学習を進めてもらうか、そうできないなら、仕方ないから勉強するかと思う形でもよいので、頑張ってもらうか、どうしたら勉強してもらえるのだろうかばかりを考えています。
思春期ならではの悩み
思春期なので、親子のコミュニケーションをとることも難しく、なかなか思うようにサポートできないこともあります。売り言葉に買い言葉で対応しても何も良いことはないと分かっているので、ぐっとこらえてケンカ口調言い返されても我慢するようにしています。しかし、こちらも人間です。数回に1回は抑えられなくなることもあります。忍耐力を身につけないといけないなと修行している気分です。
1人の人間として尊重したい
わが子ではありながら、自分ではありません。小さなころは、わが子を自分の分身のように感じることもあったかもしれません。しかし、操り人形ではありません。個性のある一人の人間です。親としては、こんなことに取り組んで欲しい、こんな大学に進んで欲しいと思いますが、きっと思い通りにはいかないことも多いでしょう。そんな時に、息子を一人の人間として尊重し、私の人生は人生でしっかりと過ごしている感覚を今からしっかりと養っていくことが大切なのかもしれないと思います。
受験を通して親子とも成長する
この受験を通して、息子の応援やサポートをしながらも、
自分という存在を改めて考え直し成長する良い機会になっている気がしてなりません。
一年間、息子も息子なりにプレッシャーを感じながら頑張ると思います。必ずしも結果が伴う場合ばかりではないと思いますが、人生に無駄なことはありません。応援しながら、私自身も成長できるような一年にしていきたいと思います。