怠け者の私は実は女性の10人に1人の病気だった
サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。先日、体調不良のため、病院を受診しました。若いころから貧血傾向があるため、貧血を疑い受診したところ、貧血と合わせてある病気が判明しました。それは橋本病(慢性甲状腺炎)による甲状腺機能低下症です。実は成人女性の10人に1人ともいわれる非常に頻度の高い病気だそうです。その中でも、実際に甲状腺機能が低下するのはそのうちの4から5人に1人未満とも言われています。自分がずっと怠け者だと思ってきましたが、病気のせいで怠け者のような症状が出ていたことが衝撃でした。
甲状腺機能低下症になるとどうなるのか
甲状腺機能低下症になると、一般的には、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶低下、便秘などがあるそうです。私の場合には、上記症状に加えて、いつも眠いという症状もありました。
病気による体調不良だということが分からなければ、自分のことを単なる怠け者でダメ人間だと責め続けていたと思います。
出来ない自分を責める日々
実はここ数ヶ月の間、頑張りがきかなくて、怠け者の自分を責める日々が続いていました。整理収納アドバイザーなのに、毎日キッチンをリセットしきれずに寝ている生活を責めることもありました。
以前は、食事が終わったらすぐにお皿洗いをできたのに、シンクに食事後の食器がたまっていても洗うことができなくなりました。子どもの学校への送り迎えだけで疲れ切って息切れし、昼間でも眠たくなってしまうこともありました。最近では物忘れがひどく、何をしに出掛けたんだっけと分からなくて引き返すこともありました。ちょっとしたことで落ち込んでしまい、鬱なのかなと思うこともありました。
体調も気持ちも落ち着いた
現在は投薬治療を開始し、体調が回復してきました。まだ完全に回復したわけではないので、頑張れないときもありますが、それほど気合を入れなくても家事に取り組めるようになってきました。
もしかしたら、家事を頑張れない大人の方で動けない方は、実は怠け者だからではなく、隠れた病気にある場合も可能性もあるかもしれません。
もともとの性格もある
すべてが病気のせいかと言われるとそうとも言い切れない自分の生まれ持った性格もあります。元来の性格にプラスして病状が追加されたと考えるのが丁度良さそうな気がしています。
自分のことは後回しになりがちな主婦
子育て世代の主婦、働き盛りの女性は、自分のことは後回しにしがちです。
ちょっと位体調が悪くても、気力で乗り切ろうとする傾向があることも事実です。私がしっかりしなくてはと思う方も少なくないのではないでしょうか。
似たような症状がある方は病院で検査してみて
もし、私と似たような体調が悪い状態が続いているのだとしたら、ぜひ、病院を受診してみてください。
私の場合は簡単な血液検査で分かりました。
もし、家事をがんばれない理由が甲状腺機能低下症だったら、投薬で症状を和らげることが可能ですので、お困りごとが減らせると思います。早めの治療が肝心です。
1つしかない自分の体の状態を良い状態にしておくことはとても大切です。大切な守りたい家族がいる場合には、まずは自分が元気でいること。後回しになりがちな主婦だからこそ、メンテナンスして健康をキープしていきたいですね。
この記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。片づけで暮らしをラクに楽しくをテーマに発信活動をしています。