リセットお片づけから始めよう
サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。片づけが苦手な方の中には、どこから手を付けたらいいのか分からず、日々何もせずに部屋が散らかり続けているという方もいます。そんな方におすすめしたいのが、リセットお片づけです。今回はこのリセットお片づけについて取り上げていきます。
リセットお片づけとスッキリお片づけ
片づけには2種類あります。
1つは日々の暮らしを整えるリセットお片づけ。
もう1つはモノの見直しを行うスッキリお片づけ。
この2つのお片づけは実は切っても切り離せない関係にあります。よく言われている片づけの順序は、スッキリお片づけを先に行ってから、リセットしやすい収納を作る順に進める事です。
しかし、あえて、先にリセットお片づけからやってみることをおすすめすることにしました。
散らかりを積もらせない
玄関やリビング、キッチンなど、毎日リセットお片づけをしなければ、散らかりが積もっていきます。だからこそ、リセットを意識したお片づけがとても大切です。5分でも10分でもいいから、毎日少しずつリセットお片づけ習慣をつけていくと散らからない家になります。
あなたのお家はこうなっていないか
リセットお片づけをしないとどうなるでしょうか。
玄関には一体何人家族だったっけ?と思う靴が散乱している。
くつろぐはずのソファは洗濯物置き場となっている。
キッチンはべとべとになった調味料の瓶が散乱し、調理スペースが狭すぎる。
どれも、よくお片づけの現場で見られる光景です。
片づけというと散らかりがひどくなってから、1日がかりでやっているという方にこそ、リセットお片づけをおすすめしたいです。
日々のキレイは日々のちょっとした行動で手に入るからです。
そもそも定位置がない
モノの見直しより先に、リセットをしようとすると無理が生じます。
大体、次のような壁にぶち当たります。
リセットしたいけど出来ない。
そもそもしまう場所がない。
収納場所がない。
よほどお片づけを頑張ってきた方でなければ、モノの定位置を作る所まで到達していないことも多いです。
ここで重要なのは、定位置がなければ、リセットができないことに気づいていただくことです。
定位置はどう作るか
定位置が作れない理由は次のことが多いです。
収納内が使わないモノでいっぱい。
モノが多すぎる。
収納には使わないモノをしまうのではなく、そもそも使うモノをしまうのです。
動線を短くできる場所、腰高の場所はモノの出し入れが簡単にできます。
そこに、毎日散らかりやすいよく使うモノを置き、使っていないモノは手放すか、別の場所に移動させてください。
無理やりでもいいので、毎日使うモノにこそ、定位置をつくり、リセットしやすくすることが肝心です。
リセットを意識して片づけを進めていきましょう。
散らかりやすい場所は使いやすい場所でもある
散らかりやすい場所は使いやすい場所でもあります。ソファの上を洗濯物置き場にするのはオススメできませんが、腰高のキャビネットやキッチンカウンターなど、ついついモノが置かれる場所は便利な場所なことが多いです。そのため、その周辺に乱雑にモノを置くのではなく、専用の置き場を作るのです。その際に使わないモノは置きません。使わないモノはいらないモノです。上手に手放しましょう。
この記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。片づけで暮らしをラクに楽しくをテーマに発信活動をしています。