学校のお便りデジタル化で感じるメリットデメリット

2022/09/14
  • 整理収納アドバイザーで小学生2人のママ。家事と片づけをラクに楽しくをモットーに活動中。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。現在、小学生と中学生の母をしています。数年前から、子どもたちの学校からの連絡方法が大きく変わりました。紙ベースのアナログ式からスマホアプリで見られるデジタル化に大きく変化。紙ベースのお便りは激減し、多くはアプリ(わが子の学校ではマチコミアプリ)を使った連絡に変わりました。行事などの出欠確認の連絡なども、Googleフォームによる提出物が増えています。
今回は学校の連絡がデジタル化されて感じるメリットデメリットについて整理収納アドバイザー視点と主婦の立場からリアルな思いをまとめてみました。

紙がメインだった頃のメリット・デメリット

メリット①重要なお便りの処理が丁寧にできた

紙ベースのお知らせで良かったことは、重要なお便りの処理を丁寧にすることができたことです。 例えば、授業参観のお知らせのプリントが来ればその日のうちにお返事を持たせて、○○日提出済みなどというように、切り取りした上部にメモしておくことができ、便利でした。大切なお知らせのプリントは掲示しておくこともしやすかったです。

メリット②処理する時間を習慣化できていた

子どもの帰宅時にプリントを受け取る習慣が出来ていたので、情報処理をするタイミングが習慣化していました。デジタルではそうはいきません。

デメリット①とにかくたまる!

紙ベースのお知らせで困ったことは、プリントの整理です。子ども二人分のお知らせとなると量が大量になります。一日数枚でも、一ヶ月も経つと量が多くなってしまうのです。とにかくたまるのがデメリットでした。


デメリット②書類整理が大変だった

出来るだけ見るだけでOKのお知らせに関しては、目を通して手放すようにしていましたが、情報としてキープしておく必要のあるものも多々あり、管理が大変でした。整理収納アドバイザーの立場から言うと、書類の整理で頭を抱えるママさんは少なくない印象です。
私自身、学期終わりにはかなりの書類がたまりました。学期末や学年末に一気に整理する必要があり、日々の書類整理から、区切りの際の整理まで、かなり大変だったことを覚えています。

デジタルお便りのメリット・デメリット

メリット①書類をなくさない

アプリ内に情報があるため、書類を紛失することはなくなりました。
子どもからの書類が回ってこないせいで情報が得られないということも減りました。
これは本当にありがたいメリットです。

デメリット①配信時間がバラバラで自分の情報処理の質が安定しない

配信時間はコロナ禍ということもあり、緊急性の高いモノは時間に関係なく配信されるようになっています。
いつどんな時でも情報をキャッチしておかなくてはいけないので、緊張感があります。
情報を受け取った際の自分の状況が一定でないため、丁寧にスマホをチェックできないこともあります。そんな時に大切なお知らせを読み落としてしまうこともあります。スケジュール変更等のお知らせをしっかりとメモせずに、誤った日程で処理してしまうこともありました。情報処理の質を一定に保つ工夫が必要だと感じます。

デメリット②重要な情報がどれなのか分からなくなる

マチコミアプリでは、星マークを付けておけるのですが、フォルダ分けなどができません。
不器用な私は、どれが重要な情報か時々分からなくなってしまいます。返事が必要な情報がどれなのか、いつまでに返事をしなくてはいけないのかの情報管理がデジタル上では苦手です。ですから、わざわざプリントアウトしたり、メモに大きく書いたりして掲示することもあります。ここは個人差がある所ではないかと感じており、デジタルの方が情報を管理しやすいという真逆の方もいらっしゃると思います。

全体的には紙が減って良かったが情報処理の仕方を考える必要性を感じる

整理収納の観点から言うと、お便りのデジタル化はとても良いことだと思います。処理しなくてはいけない紙が減ることは、母親のプリント管理をラクにしてくれるからです。しかし、情報処理の質を安定させるために、情報を丁寧にチェックする時間を作ったり、その都度、最優先事項として、アプリの情報を確認する必要性などを感じます。生活を少し変革させる必要があるなあと感じています。

この記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。片づけで暮らしをラクに楽しくをテーマに発信活動をしています。

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