片づけは最大の防災活動!最初に見直したい3つの場所

2024/10/14
  • 海外暮らし&引越し経験豊富な整理収納アドバイザー。防災を意識した安全で快適な暮らし作りが得意です。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。
片づけは最大の防災活動です。家を安全な場所にできるかどうかは片づけにかかっていると言っても過言ではありません。防災備蓄などに関心が行きがちですが、お部屋が片づいていれば、被害を最小限に抑えることができます。最初に見直しをしたい3箇所をお伝えします。

玄関

最初に見直したい3箇所とは

最初に見直したい3箇所は以下の場所です。

1 寝室
2 玄関
3 廊下と階段

就寝時に過ごす寝室は無防備な状態ですので、倒れてきた家具の下敷きにならないようスッキリとさせたり家具固定などの対策を立てておく必要があります。避難経路である玄関や廊下と階段も安全に逃げ遅れることがないように片づけが絶対的に必要な場所です。

1 寝室

寝室

寝室は安全でしょうか。就寝時は無防備な状態になります。

タンスなどの家具を置いていませんか。特に背の高いタンスは転倒の恐れがあるため、寝室には本当は置かないで欲しいのですが、どうしても置きたい場合には家具を固定してください。賃貸の場合でもできる転倒防止の対策はあります。

いざという時にタンスが倒れる向きにも考慮しましょう。引き出しを引っ張る方向に倒れてきます。その下になる場所に布団やベットを置いていませんか。今日から寝る場所を変えるだけでも安全は確保できます。

床置きのモノがたくさんあって暗闇では安全に歩けない場合などは早急に片づけましょう。

2 玄関

玄関は避難時に多くの方が外へ出る場所になります。玄関は片づいていますか。宅配便のダンボールが山のように積み上がっていたり、余計なものをたくさん置いてあることで避難が遅くなったり妨げられてしまう可能性があります。今すぐ片づけてください。なお、玄関に飾ってある置き物はガラスや陶器製ではありませんか。割れて靴の中になど入ってしまう恐れがあります。玄関ではなくあまり影響がない場所に滑り止め対策をした上で飾ったり、飾るのをやめる決断も安全への第一歩です。
実は靴を揃えておくことも避難を1秒でも早くすることにつながります。

3 廊下と階段

廊下

避難経路になる廊下や階段はスッキリと片づいていますか。
暗闇で歩くことを想像してみてください。物をいろいろ床置きしてしまっていたり、棚を置いている場合スムーズな避難ができません。廊下や階段は物を置くところではありません。今すぐ、安全のために移動し、片づけてください。

すぐに行動して安全を確保しよう

災害は待った無しで突然起こります。
片づけは苦手だからと言い訳をしている場合ではありません。
今すぐに自分自身のためにも、大切なご家族やペットのためにも安全なお部屋づくりのためのお片づけを始めませんか。

この記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。片づけで暮らしをラクに楽しくをテーマに発信活動をしています。

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