片づけは最大の防災活動!今すぐでできること

2025/01/14
  • 海外暮らし&引越し経験豊富な整理収納アドバイザー。防災を意識した安全で快適な暮らし作りが得意です。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。
災害大国である日本。安心した暮らしを実現するには片づけが大切になってきます。片づけは重要は防災活動なのです。これまで何度も片づけに挫折してきた方も、片づけが苦手だから仕方ないと言い訳をしている場合ではありません。せっかく働いたお給料で買ったものたちが凶器になるような暮らしを続けてはいけません。
今回は、少しでも早く安全を確保すると割り切った片づけのポイントをお伝えします。

過ごす時間が長い場所を安全にする視点が大切

安全を意識した片づけであるということをまずは意識してください。
全ての部屋が綺麗に片づいていなくても良いので、とにかく長い時間過ごす場所を安全にする視点が大切です。
長い時間過ごす寝室やリビング、キッチン、避難経路になる玄関や廊下などがスッキリと安全になっていれば良いと割り切りましょう。

ここにモノが置いてあるとつまずいて危ない、こんなところに割れる置物があると落ちて割れそうなど、何気なく置いているものを凶器になってしまわないだろうか、想像力を持って見直していきましょう。
理由もなくなんとなく置いているこだわりの無いものは危ないだけです。思い切って手放すことが大切です。

物置部屋があっても良い

片づけが苦手なかたで、物の手放しが苦手な方は少なくないと思います。
部屋に余裕がある方の場合は、早急に安全を確保するために余っている部屋を物置部屋にしてしまいましょう。
余裕のない方でいらないものがたくさんある方は、大変でも物の見直しをしてモノを減らすしか方法はありません。

必要だけど普段使わないモノは移動

普段あまり使わないけれど必要なモノや手放しを迷っているモノを移動させ、物置部屋にどんどん移動させていきましょう。部屋に置いておくと落下して割れそうなものやストック品なども含みます。物の見直しをして減らすことが第一ですが、迷ってすぐに処分できないものはこの部屋へ移動させ捨てても良いかを判断するために少し期間を置いてみましょう。

床置きになってしまっているモノや収納内に収まらないものは基本的には物置部屋へ持って行きます。
この時点ですでに物置部屋にモノがパンパンであると言う方は、全然使っていない場所をとっているものを処分してください。客用布団や大型家具、壊れてしまった家電など、すぐにリサイクルセンターに引き取りの依頼をしたり、リサイクルショップに売るなど、処分の手続きを取りましょう。

普段過ごす時間が長い場所が安全になっていれば、暮らしの安全性はかなりアップします。
重い腰を上げるのは今です。

もちろん、このやり方は見直しを先送りする方法でもあります。見直しは必要になってきます。あくまでも急ぎで安全を確保するための荒手の方法です。本気で見直しをしなくてはならなくなった時も物置部屋の見直しのみで済むため、効率的なのではないかと思います。

この記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのnocoです。片づけで暮らしをラクに楽しくをテーマに発信活動をしています。

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