「お風呂掃除、ラクしたいから壁面収納！」の落とし穴

クリンネスト1級取得、お掃除スペシャリストのサンキュ！STYLEライターいつきです。

近頃話題の「壁面収納」はご存知でしょうか？
読んで字のごとく、壁面に吊り下げて収納するということなのですが、掃除がしやすくなるというメリットがあるので取り入れている人も多くいらっしゃるようです。
我が家も壁面収納をしており、とくにお風呂場はヌメリやカビが発生しないよう水はけをよくするためにも全て壁から吊り下げています。

「壁面収納にしたからお掃除から解放された！」というわけではありません。
今回は我が家の壁面収納を例に、いくつかの落とし穴をご紹介いたします。

それ、浴室用のマグネットですか？

我が家の浴室は、壁にマグネットが使えます。
「浴室用」という表記のないマグネットを使ってしまうと、錆びたり壁に傷が付いたりする可能性があります。
タオルバーを壁面収納に活用しているので、浴室用マグネットの付いたタオルバーを使っていますが、マグネットの部分にシートが貼ってあるので錆びたり傷が付く心配がありません。
浴槽用のマグネットなのかどうかをチェックしてから取り入れたほうが良いでしょう。

ずっとその場所に置かない

「壁面収納にしたから衛生的！」とずっとその場所で使っていませんか？
壁側も掃除をしてこまめに場所移動をさせないと、結局そこで水アカやヌメリ・カビが発生してしまうかもしれません。
浴室だけに限らず、壁面収納をするというとは壁面収納のアイテムがひとつ増えているということなので、そのアイテム自体の手入れも増えてしまいます。
ホコリはたまっていないか？汚れていないか？こまめに移動させて掃除しましょう。

マグネットの強度はどう？

シャンプー・コンディショナー・ボディソープをマグネット付きのディスペンサーに詰め替えて使用しているのですが、壁に付けたままプッシュをすると下に落ちてしまうこともあり危険です。
マグネットで壁面収納にするのはお風呂を上がる時で、ディスペンサーを使用する時はカウンターに置いています。
マグネットの壁面収納は便利でアイテムも数多くありますが、適材適所で取り入れてうまく活用できるといいですね。

この中でもとくに注意をしていることは、「ずっとその場所に置かない」ということです。
せっかく綺麗にしようと思って取り入れた壁面収納。
うっかり壁側が汚れていたということのないよう、こまめに手入れをし場所移動をさせてみて下さい。

◆記事を書いたのは・・・いつき
家族が大好き、のんびりポジティブ主婦。
お掃除のスペシャリスト。毎日の簡単掃除やオススメグッズ、おうち時間を発信。