味だけでなく量もチェック!防災備蓄食を試食して初めてわかること

2021/09/26
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こんにちは。整理収納アドバイザー兼防災士でサンキュ!STYLEライターのみぞてんです。

今回は防災備蓄食を試食するメリットについてお話しさせていただきます。

備蓄量の目安

まず、非常時に向けて、水食料をどれだけ準備すれば良いのか目安をご存知でしょうか。
一般的に一週間分の備蓄が推奨されています。具体的には一人あたり水21L・食事21食です。

避難所や地域の備蓄には限りがありますし、被災地に支援が届くまで時間がかかる場合がありますので、各家庭の備蓄が家族を守る助けになる可能性が高いです。

試食をする理由

しかし、単純に数として備蓄食21袋を用意したと仮定して、果たしてそれで足りるでしょうか?

備蓄食は商品ごとに内容力や食べ応えなど千差万別。非常時にいざ食べてみたら不足だったので、おかわりが必要なんて事態も考えられます。具体的にはお米・お餅・パンを同じ体積食べても同じ満腹感と腹持ちにはなりませんよね。

そこでオススメしたいのが備蓄食の試食です。
味はもちろんですが、ぜひ量もチェックしてみてください。

特に子どもの食べられる量は時々チェックが必要。特に成長期は急激に必要量が増えるので、その点も考慮しましょう。

実際、わが家で先日試食したところ、私はちょうど良かったのですが、運動部で中学生の息子は足りませんでした。ですから、主食だけでなく副菜の準備も必要だと体感としてわかったわけです。

このように満腹感を確認しておけば、実際の生活にフィットした備蓄量を考える基準になりますね。

試食のタイミング

なお、備蓄食の試食といえば賞味期限が迫った時が定番ですが、「食事の準備も買い物もしたくない!」という時もチャンスです。

したくない気持ちを尊重しつつ、非常食の見直しにも役立つなんて一石二鳥ではないでしょうか。

まとめ

主食だけで足りるのか?
副菜も準備しておくべきなのか?
備えているものの味は好みなのか?

年齢・性別・体調で備蓄必要量は全く変わってきます。試食により、今本当に必要としている持つ意味のある備蓄へのアップデートにつながります。大切な防災活動の一つである非常食の試食。お試しになってはいかがでしょう。

◆この記事を書いたのは…みぞてん
子育て経験と専門知識を基とし、子育て家庭に寄り添った防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。特技は料理。

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