【食品ロス削減にも貢献】費用を抑えて災害に備える

2022/01/14
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こんにちは。整理収納アドバイザー兼防災士でサンキュ!STYLEライターのみぞてんです。

防災備蓄は「およそ7日分 最低でも3日分」が目安とされています。しかし その量を家族の人数分揃えるとなると、費用がかさみますね。こういった理由で備えることに二の足を踏んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな方にお伝えしたい2つのお得な備蓄食購入法をご紹介します。

贈答品の解体セール

まず1つ目は「ギフト処分セール」「ギフト解体セール」などの活用。ギフト品を箱から出して個別にお得な価格で販売されるセールです。

贈答品といえば缶詰や乾物そして瓶詰など、災害専用品ではないけど長期常温保存できる食品の宝庫。被災時の野菜不足対策に役立つ野菜ジュースなども見かけます。

お歳暮シーズンを終えた1月中旬から開催される場合が多いので、1月は絶好の機会なんです。

食品ロス削減支援サイト

2つ目は食品ロス削減支援サイトの活用。いわゆるディスカウント品が販売されており、飲食店の休業などで近年は取り扱い品のバリエーションも増えています。セールと違い年間通して購入機会があります。前述のセール同様に備蓄食として使える商品も販売されています。

オススメは食品メーカーと小売店で交わされた「3分の1ルール」にひっかかった缶詰。

このルールは卸業者は製造日から数えて賞味期間の「3分の1」以内に納品するという慣習で、それに該当しないものがディスカウント品販売や処分されたりするのです。

とはいえ缶詰は賞味期限が長いため、3分の1を超えていても賞味期限は数年先というものが多いので、備えつつ食品ロス削減にも貢献できるのです。

ただし、賞味期限が差し迫ったものもありますのでサイトで期限表記の確認をお忘れなく。

賞味期限が長いからこそ

今回ご紹介した缶詰や瓶詰などは賞味期限が長いですね。

それは長所でもありますが短所でもあります。長いゆえに存在や期限を忘れて、食品ロスを生み出してしまいかねません。実際に整理収納サービスで伺ったお宅で、期限切れの缶詰を発見することがままあるのです。

ですから購入時に賞味期限期限の2ヶ月前に通知が来るよう、カレンダーアプリにリマインド登録をしてはいかがでしょうか。2ヶ月前でしたら余裕を持って消費できそうですよね。

まとめ

以上、購入費用と食品ロスの削減につながる防災備蓄食の購入先をご紹介しました。

なお、被災時の食生活で飽きを防止する目的でバリエーションを持たせることもオススメします。

皆さまの防災備蓄の充実に活かしていただければ幸いです。

◆この記事を書いたのは…みぞてん
子育て経験と専門知識を基とし、子育て家庭に寄り添った防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。特技は料理。

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