【防災×収納】収納スペース削減にも役立つ 花粉症の防災士の非常持ち出し品

2022/03/31
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こんにちは。整理収納アドバイザー兼防災士でサンキュ!STYLEライターのみぞてんです。

春到来のこの時期、花粉にお悩みの方多いのではないでしょうか。自身も花粉症の私はこの季節限定で、いくつかのグッズを非常持ち出し袋と在宅避難グッズに加えています。

体調に合わせた備え

そもそも今回は花粉症に着目してはいますが、これに限らず体調に合わせた備えはとても優先順位が高い防災備蓄アイテムです。

日常のようには物資が手に入らない被災時、これらのアイテムは特に入手しにくくなります。市販薬はまだしも、個人に合わせて作る処方薬や発災時に壊れたメガネ・入れ歯などの入手の困難さは言うまでもありません。

花粉症対策グッズ

では花粉症対策グッズはどうでしょう。

この時期の鼻水も目の痒みも我慢では止められません。日常生活ですら滞らせる症状です。ただでさえストレスがたまる避難生活を花粉症対策グッズ無しで過ごすことを想像してみましう。

まず薬ですが余裕を持ってストックしておきたいところ。そしてマスクやティッシュペーパーなどの消耗品も他の季節以上にたっぷりと入用です。加えて薄荷油や花粉ブロックスプレー、ティッシュ荒れした鼻周りのために保湿剤もあるとありがたいですね。

ストックの保管場所を変えるだけ

とはいえワンシーズンだけ必要な花粉症対策グッズを防災専用に購入する必要はありません。

この備えは「いざという時すぐ持ち出すこと」が目的ですから、普段使い花粉対策グッズのストック保管場所を非常用持ち出し袋にするだけで解決です。

新しいものを購入したらストックと交換することを繰り返しながら被災時に必要な量を常に備えるローリングストックという備蓄法です。

これなら非常持ち出し袋の奥底で薬の使用期限を切らせることを防げますし、収納場所の削減にもつながって一石二鳥。

まとめ

大きなストレスがかかる避難生活で花粉対策をしないことはご自身だけでなく周囲にも大きな影響があります。ライフラインが寸断すると体や衣類の花粉を落とすことすら、ままならないかもしれませんよね。

色々と想像してみることが大切です。

世の中にはさまざまな防災備蓄グッズ一覧が出回ってはいます。しかし一人一人必要な物は異なります。ですから一覧を元に一歩踏み込んで自分のこととしてカスタマイズすることが、未来の自分の助けになるのではないでしょうか。

◆この記事を書いたのは…みぞてん
子育て経験と専門知識を基とし、子育て家庭に寄り添った防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。特技は料理。

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