【雨の季節本格化の前に】家族のためにできる小さな防災対策

2022/05/26
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こんにちは。整理収納アドバイザー兼防災士でサンキュ!STYLEライターのみぞてんです。

5月でありながら、すでに記録的な大雨が降るなど、今年も雨には気をつけたいところですね。そこで今回は、家庭でできる小さな対策をご紹介します。

住まいの危険と避難について

住まいや仕事場など生活圏の危険について、水害ハザードマップで調べることが第一歩です。ハザードマップは自治体が配布する紙媒体もしくは、国土交通省ポータルサイトで入手可能です。

チェックポイントは大きく3つ。家屋倒壊等氾濫想定区域に該当するか・生活する部屋が浸水深より高いのか・水が引くまで耐えられる備蓄があるのか。立地によっては、他要素も考慮する必要がありますのでご注意ください。これらを基に、在宅避難か外部避難か判断します。

次にタイムライン(避難行動を時系列に立てる計画)を家族で作りましょう。今はアプリで作れますから、取り掛かりやすいですね。

屋外の清掃

人の心理として、大きな被害は現実感なく感じてしまいがちです。しかし排水溝に葉っぱなどが詰まって、ベランダから浸水しそうになってヒヤリなんて例は珍しくありません。

ぜひ雨が少ないうちに、ベランダなどの掃除を済ませておきましょう。

用意しておきたい防災グッズ

最優先は、水が引くまで耐えるために水食料と非常用トイレ。雨で下水道が破損すると、トイレは使用できなくなります。

また水の侵入を防ぐために水のう(土のう)もあると心強いですね。複数枚重ねた厚手の45Lビニール袋に水を入れて口を縛るだけて作ることができます。段ボール箱や収納ケースに入れ、シートを抑える形で使用すると効果が増します。

早めの買い出し

事前に予想ができる大雨。週間予報が出た時点で、早めの買い出しを心がけましょう。直前に行ったお店で、品切れの陳列棚を見て心細い思いをすることを防ぐことができます。

水食料だけでなく、ブルーシートなど破損した家屋の応急処置用品や、浸水後の掃除用品なども用意できると心強いですね。

まとめ

スマホで確認できたり、日常生活に少しプラスするだけといった対策を中心にご紹介しました。

家族を守るために、まずは小さな対策から始めてみませんか。

◆この記事を書いたのは…みぞてん
子育て経験と専門知識を基とし、子育て家庭に寄り添った防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。特技は料理。

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