自分から机に向かう時間がのびた⁉︎子どもに大好評 はじめての勉強部屋
こんにちは。整理収納教育士でサンキュ!Styleライターのみぞてんです。
皆様のお宅では学習机は家のどこに置いていますか?
我が家では長らくリビング学習をしていましたが、子どもの様子から判断して寝室に移動させました。
移動させて以来、自主的に机に向かう時間が増え、さらに子どもからの評判も上々。
そこで今回は、整理収納のプロが勉強部屋に施した工夫の中で、特に子どもに好評だった点をご紹介いたします。
目的は集中を補助すること
勉強部屋を作る目的は、勉強に集中できる場所を確保する事。
その手段として、目に入る誘惑を減らし、勉強以外の手間を削ぎ落とす家具配置と収納作りにこだわりました。
目に入る誘惑を減らす
目に入る誘惑とは、娯楽品や窓の外を行き交う人の動きのことです。
乗り気でない時は些細な事で集中が途切れますよね。
そこで玩具や本などは以前学習机があった場所に移動し、机は壁際に配置しました。デスクマットに挟む紙類も最低限に。
こうする事で、勉強中に他に気を取られなくなったと子供に好評です。
勉強以外の手間を削ぎ落とす
探し物があると、せっかくのヤル気も削がれがち。
けれど必要なモノがすぐに見つかり、モノの出し入れがしやすくなると、無駄な時間が減らせますよね。ですから、空間に余裕を持たせてモノの指定席を決めました。
そうすると探し物の時間が減るのはもちろん、整理収納が苦手な子どもでもキレイな状態がキープしやすくなるのです。
気持ちを浮き立たせる
このように一見ストイックな勉強部屋ですが、気持ちが浮き立つ工夫も隠れています。
大人に憧れる年頃なので、小物類はシックなデザインにすることで、自尊心がくすぐられ「大人らしく、やるべき事をこなそう」という気持ちが持てたそうです。
さいごに
ここまで挙げた事柄は、全て子ども自身から聞き取りをした率直な意見です。
資格マニアで常に受験勉強をしている私は、効率的な学びには“勉強と休息にメリハリをつけること”が大切だと実感しています。
ですから勉強部屋を用意するにあたり、モノの用途別に区分をはっきりさせただけで、娯楽は全く減らしていません。
このように勉強部屋づくりでは、メリットを丁寧に伝え、娯楽スペースは別に確保した上で、気を散らす要素を排除すると、学習意欲の向上が期待できるのです。
◆この記事を書いたのは…みぞてん
小学生男子ママ。ママ目線の防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。