身近なもので備えよう!寒い季節に車に載せる防災備蓄

2021/01/09
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こんにちは。防災士で整理収納アドバイザーのサンキュ!Styleライターのみぞてんです。

今冬は冷え込むことが多く、降雪量も増えていますね。それに従い、通行止めが原因で車内に長時間待機する事態も発生しています。その際に起こるのが、寒さ・空腹・生理現象・燃料枯渇などの問題。

そこで防災士としては“車に備える”事をご提案します。

車載の防災グッズとしては窓を割るハンマーなどが有名ですが、今回ご紹介する身近なものをぜひ加えていただきたく思います。身近なものとは、100均商品や家庭にある使い古したモノそして慣れた食品の事です。

寒さ対策

ぜひ備えていただきたいのが、コンパクトな上に100均でも購入できるアルミブランケット。

しかしこれだけでは心許ないので、キャンプ用の寝袋や古くなった防寒着・毛布・膝掛けなども車に載せてはいかがでしょうか。古くなったけど捨てるのは抵抗あるなといった感じのもので十分です。アルミブランケットとの重ね使いで保温効果が上がります。

もちろんカイロなども有効です。

空腹対策

常温保存可能かつ温め不要であれば構いませんので、お好きな食品と飲み物を乗車時に持ち込むようになさってください。

ただし、これらは口に入れるもの。品質の劣化が懸念されますので、車に載せっぱなしは厳禁です。

生理現象対策

100均でも購入できる非常用トイレとレインポンチョは必須です。

生理現象の我慢には限界がありますし、具合も悪くなってしまいかねません。

ポンチョはトイレ使用時の目隠しとして役立ちますので、透けないタイプをお選びください。

燃料枯渇対策

まめに給油し燃料を満タンにする。
これだけでかなり効果がある対策といえます。

一酸化炭素中毒への留意が必要ですが、エンジンをかけることができれば温度調節・情報収集・通信機器の充電などに使え、非常に心強いですよね。

まとめ

ここまでご紹介したものはあくまで基本。地域によって気候は異なるため、ご自身の経験から必要なものも加えて充実させてください。

なお今回は、積雪時の備えとしてご紹介しましたが、防災備蓄として1年中備えていただくことが理想です。家と車に分散する事で、被災時に無事な備蓄が残る確率が上がりますよね。

さしあたって、突発的な災害と違い雪害は予測が可能です。
家庭にあるものと100均商品を活かして、あらかじめ備えてみてはいかがでしょうか。

◆この記事を書いたのは…みぞてん
小学生男子ママ。ママ目線の防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。

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