進級進学の季節に見直そう!子供部屋の整理整頓
こんにちは。整理収納アドバイザーで整理収納教育士のサンキュ!Styleライターみぞてんです。
まもなく進級進学シーズン。それに合わせて、お子様の部屋をお片付けに取り組むご家庭が多いのではないでしょうか。
整理収納では所有物を要不要で仕分けることがスタートなのですが、片付けが苦手な方はここで躓く事がよくあります。
特にお子さんは経験値が少ないので、だた「仕分けて」と言われても、判断基準をあまり持ち合わせていないので、途方に暮れてしまいがち。
そこで、今回は高学年以上のお子さんを想定して、事前に伝えると仕分け作業がスムーズに進みやすくなるポイントをご紹介します。
なんのために仕分けるのか
収納可能量と所有量のバランスがとれることが、暮らしやすい部屋作りを成功させる重大ポイントのひとつ。
このバランスを取るために、仕分けを行います。
収納できる量には限りがある
家という枠がある以上、収納量ひいては所有できる量には限りがあることを、お子様自身に理解してもらわなくてはいけません。
なお、収納術を駆使したり、収納グッズを増やすことで収納可能量を増やせますが、それらの手段は要注意。無理に詰め込むと出し入れしづらくなったり、収納グッズという所有物を増やすことになるからです。
仕分けの項目
仕分ける項目は“①使う②趣味またはコレクション③迷う④捨てる⑤売るまたは譲る”の5つ。
①②は残すべきもの。まず①の定位置を出し入れのしやすさを意識して決め、その後に②を配置すると良いでしょう。
③はボックスを用意して保管し、入れてから1ヶ月の間に使用する機会がなければ手放す事を検討してはいかがでしょうか。
④⑤と判断したモノは、先延ばしせず手放す事をお勧めします。作業スペースも確保できますし、目に見えて成果が感じられるので、その後の作業に勢いがつきやすくなります。
成果を早く感じるために
不用品を速やかに手放ために、ごみ収集日を確認してスケジュール立てすると良いかもしれません。
せっかく作業をしたのに、収集まで何日も不用品が部屋に残っているのは憂鬱なもの。
収集日を区切りとすることで、集中した作業につながるかもしれませんね。
まとめ
ご紹介した内容は、わが家の子どもに聞き取りし、好評だったポイントです。
ついつい手を出したくなるお子様の部屋の片付け。ですが、あくまで部屋を使うのはお子様ですから、要不要の判断は任せてみてはいかがでしょうか。
親御さんとしては、不用品の手放し方や、不燃・可燃などのゴミ出しルールのチェック、そして判断に迷ったモノに対するアドバイスといったアシストをなさるとお子様は心強いでしょう。
お子様の成長を感じられる良い機会かもしれません。
◆この記事を書いたのは…みぞてん
小学生男子ママ。ママ目線の防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士で