韓国のおばあちゃん直伝！チヂミをカリッと美味しく焼く3つのポイント！

皆さん、こんにちは！
STYLEライターJUMIJUMIです。
私は韓国大好き歴15年以上！
過去に留学もしていたほどのマニアです。
日常的に韓国料理を作り、
K-POPや韓国ドラマを楽しんでいます。

さて、本日はチヂミの上手な焼き方をご紹介します。
スーパーでも簡単にチヂミ粉を購入できるほど
日本の食卓でもお馴染みになっていますが、
カリッと上手に焼けない！
という経験をされた方も多いのでは？

チヂミを上手に焼くポイントは3つ！
留学中、下宿先のおばちゃんが教えてくれた
本場直伝の焼き方をぜひ参考にしてみてください。

ポイント1：主役は具材、生地は少なめに！

生地の作り方は色々とあると思いますが、
チヂミ粉を使う場合は分量通りに作るのが間違いないでしょう。
私は家にある物で作っています。
目安は【小麦粉50g+片栗粉50ｇ+水100ml】
これに醤油小さじ1、
または鶏ガラの素小さじ1で下味をつけます。
そして具材の量に合わせて生地の量を調整します。
生地ができたら具材を入れてサクッと混ぜます。

では、ここから焼いていきます！
フライパンにごま油大さじ1～2を熱します。
ここでポイント1！
『主役は具材、生地は少なめに！』
できるだけ生地をきって、
具材だけをフライパンにのせる感じです。
穴空きのおたまなどを使うのが便利です。
具材に偏りが出ないよう整えながら広げます。
裏面に火が通ってきたら、
具材と具材の間を埋める程度に生地を足してひっくり返しましょう。

ポイント2：中火～強火をキープ！

焼いている間は『中火～強火をキープする！』
これがポイント2つめです！
フライパンから煙が出始めたら、
火を弱めずにごま油を足してください。
上の写真のように、フライパンが常に
ごま油で潤っているのが良い状態です。
こうすることでカリッと焼けます！

ポイント3：押しつけて焼いて良し！

チヂミはお好み焼のようにふっくら焼くものではないので、
ヘラなどで『押し付けながら焼く！』
これが3つめのポイントとなります。
これで中をモチッと焼くことができます。
ヘラで全体を押し付けて、ひっくり返して。
これを繰り返しながら、
両面にうっすら焦げ目がつくまで焼きます。
その後は押し付けるのをやめて、
ポイント2に気をつけながら
両面にしっかりと焦げ目がつくまで焼きます。
これで完成です！

韓国では「雨の日にはチヂミが食べたくなる」とよく言います。
ドラマなどで聞いたことがありますか？
チヂミを焼く「チリチリパチパチ」という音が雨音と似ている。
雨が降ると買い物に行けないが
家にある野菜と小麦粉で作れるのがチヂミだから。
など諸説あるようですが、
「雨の日はお母さんがチヂミを焼いてくれる」
という習慣は多くの家庭であるそうです。
私がチヂミの焼き方をおばちゃんに教わった日も
雨が降っている日でした。

これから本格的な梅雨の到来です。
雨に日にはチヂミを焼いて、
韓国の風情を感じてみてはいかがでしょうか？
チヂミの相棒にはマッコリがオススメですよ！


◇この記事を書いたのは：JUMIJUMI
●薬膳フードデザイナー
障害のある娘の体調管理に活かすため資格取得。
家庭で簡単に取り入れられるような
薬膳料理やライフスタイルを提案。
●韓国留学経験を活かし、韓国ドラマの解説や
韓国料理などを紹介するのが大好き。
●ハンドメイドラタン雑貨のネットショップを運営