【こんまり流片付けのプロが伝える】探し物に時間を取られなくなる簡単収納方法!

2024/07/20
  • お悩みに寄り添ったお片づけが得意なこんまり®︎流片づけコンサルタント。4歳10歳の男の子のママ。もっと見る>>

こんまり(R)流片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターの石川ひとみです。

築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。

今回は、探し物をしない収納の方法についてお話しします。

毎日何かを探していませんか?


出かける直前に、持ち物を探し、出発時間がギリギリになってしまったり、子供から『学校で〇〇いるんだけどどこ?』と尋ねられて、部屋中を探して困った経験はありませんか?
我が家も片付けをする前は、毎日探し物をしていました。
ちなみに、毎日どれくらいの時間探し物をしているかご存知ですか?

1日のうち「探し物」に充てている時間は平均13.5分。年間に換算すると54時間かけているそうです。

片付けレッスンの現場でも「1日10分でも自分の時間があればいいのに」とお悩みを聞くことがありますが、探し物がなくなれば、10分以上の自分時間ができそうですよね。

家の片付けをすることで、何をどれだけ持っているかを把握することができます。
今の自分にとって必要なものだけ残り、残したものの住所を決めるので、片付けの後は探し物もなくなります。

まずは家を片付け、所有しているものを一つ残らずときめきチェックをする必要はありますが、チェックが終わった後は、何をどれだけ持っているかを把握することができます。今の自分にとって必要なものだけ残ります。
残ったものを住所を決めて収納するため、片付けの後は探し物もなくなります。
収納する際に少し意識するだけで、探し物をなくすことができます。

収納で大事な2つのこと

収納と聞くと、収納グッズを駆使してより多くの持ち物を収めることと思われるかもしれませんが、こんまりメソッドでお伝えしている収納で大事なことが2つあります。

1つ目は、同じ仲間を意識して収納することです。
例えば、洋服でしたら、クローゼットに人ごとに洋服を集めて収納します。
小物類も同様です。たくさん種類がありますが、同じ仲間を意識して収納を考えます。
仲間を意識して収納することで、ものを探す際に、1箇所を見るだけで探すことが可能になります。
例えば、工具類は工具類で1箇所に集めるなど、これを意識することで、必要な際に必要なものが取り出せるようになります。

2つ目は、収納の際は、とにかく立てて収納することです。
立てて収納することで、収納したものが、見えやすくなり、探しやすくなります。
立てて収納する際は、たためるものはたたんで収納します。
スーパーのレジ袋もたたんで、立てて収納することで、スッキリ収納できます。

探し物をしない生活を送るためには?

まずは今の自分にとって必要なもの、ときめくものを選び切ることが大切です。
収納はものを選び切った後になります。

収納場所を決める際は、仲間を意識して集めて収納をすることで探し物がなくなります。
また、収納場所を決めた際は、ご家族に共有しましょう。
収納場所を共有することで、家族に『あれ、どこ?』と聞かれる回数も減ってきます。
探し物が減り、家族も自分で必要なものが取り出せるようになると、より自分の時間を持てそうですよね。
収納の際の参考になれば幸いです。

■この記事を書いたのは・・・
こんまり(R)流片づけコンサルタントのいしかわひとみ
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しいています。
片づけの疑問や、片づけのモヤモヤを少しでも解消してもらえたら嬉しいです。

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