【本当は知らない日本の事】「節分の日」がなんで変わる??

2021/01/23
  • つくるのが大好きクラフトファミリーのMacYamaneです。多岐に渡るテクニックと経験で「真似できそうな」工夫と楽しい毎日をどんどん配信していきます。もっと見る>>

MacYamaneです。とにかく人生は「色」★カラフルなたくさんの色の中で、色彩豊かに生活しています。モノトーンが流行っているけれど、やっぱり私は色が好き。人生の色々な経験もその人の想いも、時間も、重ねていくとどんどん素敵になる。だからいつも前向きに時間を送っています。「ちょっと個性的」を大事にして毎日を楽しく過ごそう♪

今年の節分が2月3日ではなくて2月2日ですよ~というのをあちこちで見かけますね。
「あれ?」節分って変わるの?って思った方もいらっしゃると思いますが、
疑問に思ったので調べてみました。

我が家は2月3日が娘の誕生日というのもあって 「鬼の日=娘の誕生日」なのです。

娘目線では、「自分の誕生日」が近づいてくると町の中には鬼のイラストや飾りがたくさん。スーパーにいけば鬼・鬼・鬼。彼女にとって節分のイベントは楽しい誕生日でもあり
ちょっと怖い日なんだそうです。

それが、今年は節分が違う日に???と娘も驚いていました。ということは自分の誕生日が鬼の日ではなくなった・・?と少し喜んでいる様子でした。

そもそも節分ってなに?

kuppa_rock/gettyimages

節分ってその文字の通り、季節を分ける節目の日のこと。節分はお正月を迎える為の邪気払いをする日なんですよね。お正月?え?と思われましたか?

節分とは、旧暦のお正月(=立春)、すなわち「立春の前の日」に豆まきをして邪気を払う行事です。

1年間の邪気を払うということは、新しく迎える1年間を健康で過ごせるように準備をするためです。「邪気」=「鬼」を象徴とし 豆をまいて家から邪気を追い出すというのが節分。

恵方巻を食べるというのは関西地方の慣習から来たもので、日本本来の行事としては行われていないものでした。(最近では恵方巻やイワシの頭を玄関に‥など、地方の一部の慣習と習わしなどが混在して)ミックスされたクリスマスのような「イベント」となっていますね!

節分の日が変わるってどういうこと?

節分というのは 立春の前にあるもの、と先ほど説明しましたが
【立春=お正月】 1年の始まりなのですが、その立春の日にちが2月4日から2月3日に今年は変更になりました。それは太陽の自転や宇宙の総合的な関係から微調整が常に行われているもので、315度になる日を目安に立春を設定している為、「立春」は変動的であるということが言えます。ですので、「節分の日が変わった」のではなく「1年の始まりの日」すなわち「立春」が変わった為、節分が一緒に移動したということですね!

太陽と季節を元に、中国から渡来した24節季は「季節ごとの節目」です。
「立春」や「冬至」など良く耳にする四季の移り変わりの考え方です。

ちょっと理科寄りの難しい話になってしまうのですが、
立春 の定義として、太陽黄経が「315°」になる日が基準となっているそうです。

その立春の日程や日本の行事などの大元を天体の観測を元に 暦を決めているのが国立天文台というところです。毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう)というものを発表して国民の休日を決めているそうです。

天体観測が元に、私達の祝日が設定されていて 会社や学校がお休みになったり、知らないうちに私達の生活に自然に溶け込んでいたのですね!!

当たり前に使っているカレンダーでしたが実は知らないことや面白いことがたくさん!!

記事を書いたのは・・・MacYamane
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