元家政婦がすすめる「やめ家事」考え方をちょっと変えて家事をラクにしよう
元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。
毎日の家事は、面倒だけれどもやらなくてはいけない、ノルマのようなものだと思う場合が多いですよね。「苦手でも、どうにか頑張ってするのが当たり前」そう思う人も多いのでは?そこで、元家政婦でプロ主婦の私が「やめ家事」を提案します。
面倒な家事を他の方法に置き換えてみる
家事は、きちんと丁寧にやるもの、なんとなくそんなイメージがありますよね。適当にやっていると「手抜きかな?」なんて心配になってしまうことも。でも、忙しい毎日、家事に時間をかけられないことも多いもの。やらなくていい家事なら、やめてしまいたい!と思います。
そこで、「やめ家事」をおすすめしたいのです。でも、「家事をやめたら、家が荒れるだけでは?」と思いますよね。そこを、「面倒な家事をやめて、他の方法に置き換えてみること」で、今までの家事をやめてみるのが「やめ家事」です。
「めんどくさい」が大きなヒントに
「他の方法に置き換えるといっても、元々苦手だから思いつかない…」そんなことを感じます。でも、その「めんどくさい」が大きなヒントになりますよ。
たとえば私は、洗濯物をたたんでしまうのがめんどくさくて大嫌いでした。洗濯物をたたむのは大抵夕方で、ただでさえ疲れているのに、たたんで、仕分けて、しまうなんて嫌すぎて、洗濯物の山を作ってしまうこともしばしば。それでも、頑張ってやらなくてはと、毎日思っていたのです。
でも、あるとき、「全部ハンガー掛けにしてしまえば、たたまなくていいかも?」と気がつき、ほとんどの服をハンガー掛けにすることに。さらに、物干し用のハンガーと収納用ハンガーを兼用にすることで、乾いたらハンガーごと持ってクローゼットに移動するだけで洗濯物の取り込みが終わるようになりました。これは、「洗濯物をたたむ」の「やめ家事」です。
こんな風に、「めんどくさい」は、やめ家事をするうえでの大きなヒントになります。めんどくさいと思う自分ってダメだな…と思わずに、「何か他の方法はないかな?」と考えてみると、その家事がやめられるかもしれません。
他にも、トイレブラシをやめて、かけるだけの洗剤にする、お風呂洗剤をこすらなくてもいいものにするなど、簡単にやめられる面倒な家事は結構ありますよ。
「ちゃんとやる」をやめてみよう
家事はきちんとやらなくてはいけない、苦手でもがんばらなくてはいけない、そんなことを思います。でも、すでにもう、みんな頑張っていると思いませんか?「ちゃんとやる」家事を手放して、「やめ家事」をしてみましょう。「もっと簡単にできないかな?」と考えることが楽しくなってくれば、しめたものですよ。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴24年の元家政婦。主婦力で稼ぐ「プロ主婦」を自称。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリスト。小学生と大学生の10歳年の差兄妹の母でもあります。