プロは言った!食費節約に大切なのはアレを出さないことだった
元家政婦で主婦歴20年のサンキュ!STYLEライターマミです。
食費の節約は主婦の永遠のテーマですよね。今日は、私が以前お料理教室でプロに聞いた「食費節約の考え方」をお伝えしたいと思います。
人気店のマスター開催のお料理教室に行ってみた
何年か前に、お友達に誘われて初めて料理教室へ行きました。主婦になって10年以上経って初の料理教室です。
それまで私は料理には結構自信があったので料理教室に行く必要を感じていなかったのです。でも行く気になったのは、カルチャーセンターの「いかにもお教室」というところではなくて、人気店のマスターが直接教えてくれるというものだったからです。
本格的かつ家庭でも出来るようなレシピはとても為になり楽しい時間でした。お料理教室へも来てみてよかったと心から思いました。
そこで私は疑問がわいた
家庭でも出来るようなレシピではあったのですが、普段使わないようなスパイスなどの材料も多く、「家庭でも出来るけど、もしかしたらもう家では作らないかもしれないな」と私は思ったのです。そして最後の質問コーナーで、何でも聞いてくださいと言ってくださるマスターに私は料理以外のことを聞いてしまいました。
「主婦はいつも食費の節約を気にして料理をしていると思うんですが、マスターは食費の節約についてはどう考えますか?」
マスターの答えは
いきなり関係のない質問をした私にマスターは「いい質問だね」とまるで池上彰さんのように快く答えてくれました。マスターの答えとは、
「食材のロスを出さないこと」でした。
お店の経営も、家庭でのやりくりも同じこと。お店ではマイナスを出してはいけない。まずは食材のロスを出さないということはとても大切。いくら安く買ったものでも、使いきれずに捨ててしまってはそれは損失になります。安く買うとか安いもので料理をするテクニックとかよりも、まずは「ロスを出さない」ということに気を付けることが大切じゃないかな。
そうマスターは答えてくれました。
ロスを出さないと考えて買い物と料理をするように
マスターの答えは私が全く思っていなかったものでしたが、ものすごく納得がいき、私の中で今日まで忘れられない言葉となっています。
買ったはいいけど、使いきれなかったり食べる気にならなかったりで腐らせ捨てたことが今まで何回あったでしょう。節約以前の問題だったんだ!とハッとしました。
それからは、いくら安くても「本当に使いきれるかな?食べきれるかな?」と考えて買うようになり、「あるもので代用できないかな?」と食材を使い切る料理をしようと気を付けるようになりました。
節約を気にして安いところへ買いに走って買い物をしてきた頃よりも、買い物は気楽になったのに、食費は落ち着いたと思います。
それでもやっぱりたまには余らせてしまったり腐らせてしまったりすることもありますが、いつも頭には「食材ロスを出さないように」との思いがあります。
難しい節約テクニックよりも、簡単で効果のある食費節約術かも?と思っています。
■記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
音大卒で家政婦経験ありの主婦。多趣味で多特技あり。すべてを生かしてカリスマ主婦をめざしています!幼稚園児と中学生の10歳年の差兄妹の母でもあります。