【おうちでレストラン】炒めて煮込むだけ!チキンのカチャトーラ

2020/10/24
  • 料理教室「しあわせイタリアン」主宰。料理研究家、アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエ。もっと見る>>

こんにちは!
サンキュ!STYLEライターでイタリア料理教室主宰のきよみです。

今日はイタリアの家庭料理、チキンのカチャトーラ(猟師風)をご紹介。
とっても簡単に、鶏肉とお野菜を炒めて煮込むだけで、美味しいカチャトーラができちゃうんです。
しかも、煮込む時間は、圧力鍋を使えばなんと5分!
簡単にできて、おもてなしにも使える一品です。

材料(4人分)

・鶏もも肉      600g
・にんにく      1かけ
・玉ねぎ       1個
・マッシュルーム(小)12個
・オリーブ      12個
・塩、こしょう    適量
・小麦粉       適量
・エクストラヴァージンオリーブ油  大さじ2

・白ワイン      50ml
・ワインビネガー   大さじ1

A. トマト缶      1缶
A. 塩         小さじ1
A. しょうゆ      小さじ1
A. オリーブ      12個
A.  ローズマリー    1枝

作り方

1.玉ねぎはくし切り、マッシュルームは石づきの根元を切り落とし、汚れをふいておく。
  にんにくは、芯をとってつぶし、みじん切りにする。

2.鶏もも肉は大き目のぶつ切りにして、塩、胡椒をしっかり目に振り、小麦粉をまぶす。



3.鍋にエキストラヴァージンオリーブ油を入れて熱し、にんにくを弱火で炒める。

4.にんにくの香りがたってきたら、鶏もも肉を入れて、表面を焼く。

5.鶏肉の表面に焼き色がついたら、玉ねぎ、マッシュルームを入れて炒める。

6.白ワイン、ワインビネガーを入れて、火を強めて水分を飛ばす。

7.Aの調味料、オリーブを入れて、蓋をして弱火で30分位煮込む。
  途中、焦げ付かないように、何度かかき混ぜる。
  圧力鍋なら、加圧してから弱火で5分。そのまま火を止めて放置。

短いローズマリーだったので、2本♪立派なものなら、1本でOK!

8.最後に塩、胡椒で味を調えて出来上がり!
  バケットを添えて召し上がれ♪

カチャトーラのこと

カチャトーラとは、イタリア語で「猟師風の」という意味のイタリアの家庭料理。
お肉の煮込み料理のことです。

日本でカチャトーラといえば、鶏肉が一般的ですが、イタリアでは、鶏肉のほかにウサギや子羊でで作ることも。

イタリアの地域や家庭によってもレシピは異なり、トマト缶を使わないレシピもありますが、今回はトマト缶を使って作りました。



残ったソースでアレンジも!

このカチャトーラは、バケットを添えて食べるのが私は好きな食べ方ですが、ご飯と一緒に食べてももちろん美味しいです。

そして、たっぷり作って残ったソースを、翌日パスタにして食べるのもまた美味しい!
今回は、カチャトーラの残ったソースに、鷹の爪を一本加えてピリ辛にして、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノをかけて頂きました♪

最後に

簡単に美味しく作れちゃうチキンカチャトーラ。
大人はワインと合わせて、子供はご飯にかけて食べてもいいですね。
煮込み料理が美味しいこれからの季節。是非作ってみてくださいね!

記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターのきよみでした。
都内でイタリア料理教室を主宰、アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエとして活動中です。
サンキュ!STYLEを通して「簡単で美味しいアンチエイジングなお料理」「ほっこりする簡単美味しい手作りデザート」などをご紹介。
読者の皆さまの暮らしが、より豊かで楽しいものになるお手伝いができればと思っております。

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