リビング学習?マイデスク?ランドセルや教材はどうする?リビングに置くなら気をつけたいこと3つ

2022/01/06
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北欧式整理収納プランナー・整理収納アドバイザーとして活動している、サンキュ!STYLEライターのm_homeです。

子どもの成長に合わせて、ランドセルや教材の収納を考える方は多いのではないでしょうか?最近ではリビング学習をするかたも増えており、収納がうまくいかず部屋が散らかってしまう…なんてお悩みを聞くことも。

そこで、ランドセルや教材などをリビングに置く場合、気をつけるべき3つのことをご紹介します。

1.「子どもが出し入れしやすい」置き場所を考える

ランドセルや教材は毎日使うもの。
ご家庭により、リビングの間取りや広さも違うため、リビングのここに置くのが正解!という場所はありません。
しかし置き場所を考える時、1番気をつけたいことは「子どもが出し入れしやすいかどうか」です。

こんなランドセル置き場はNGかも!

こんなランドセル置き場だと子どもは使いづらいので、きちんと片づけてくれないかもしれません。

(NG例)
・取り出すまでにアクション数が多い(×クローゼット内の扉付きのカラーボックスの中に置く)
・ランドセルの出し入れしにくいカゴを使う(×布製のカゴや蓋つきの中に入れる)
・置く場所が、子どもの高さに合っていない(×目線より上の高さの棚に置く)

これなら出し入れしやすくてOK!

子どもが毎日出し入れしやすい位置、高さ、アクション回数などを考えて置き場所を決めましょう。アクション数はできるだけ少なく済むように工夫しましょう。
"置くだけ"、"入れるだけ"と1回が理想的です。子どもも出し入れしやすいので、きちんと戻すことができ、忙しい朝の支度もスムーズにできます。

(OK例)
・ワンアクションで取れる(○クローゼットの中、サイドデスクの上、カラーボックスの1段をランドセル専用にするなど)
・かごに入れる場合は蓋ナシ、ランドセルが出し入れしやすいカゴを選ぶ(○ワイヤーボックス、プラスチック製、ラタンなど)
・ランドセルを置く場所は、子どもの使いやすい高さにしましょう(○子どもの腰高より下)

2.子ども部屋がある場合、ない場合での収納例。どちらも玩具と混在しないようにする

リビングも子ども部屋も、お家の間取りや広さによって違いますので、収納スタイルも異なりますね。
では、子ども部屋にランドセルや教材を置く、リビングにすべての学用品を置く時も以下のことに気を付けましょう。

リビング学習はするが、子ども部屋やマイデスクがある場合

我が家では、自室があるのでランドセルや教材はそちらに置いています

小学生低学年のうちは、学校で使う教材と言っても、ファイルボックス1つ分に収まるくらいの量で済むのがほとんどです。
子ども部屋にマイデスクがある場合、教材はそちらに収納して、時間割を合わせに行くのも良いでしょう。
もし、リビング学習する場合でも、リビングにいろいろなものを持ち込むと、散らかる原因が増えるので、毎日片付けをめぐって、親子でお互い疲れるかもしれません。
子どもたちにとっても、リビングで宿題を済ませて、翌日の準備のために、時間割りを合わせに子ども部屋へ行くという習慣があると、将来自分の部屋で勉強する時も、不安になりにくいでしょう。

子ども部屋は、作らずリビングにランドセルや教材を収納する場合

ランドセルや教材、学用品を収納するスペースを確保しましょう

子ども部屋は作らず、リビングにランドセルや教材などの学用品を置く場合は、一度リビングの収納の中身を見直しましょう。

ランドセルだけでなく
教科書、長期休みに持ち帰る鍵盤ハーモニカや絵の具セットや、道具箱、辞書など
を置けるスペースを確保してください。
専用のワゴンやカラーボックスを利用するのもいいですね。
置き場所がないと、収納スペースから溢れ、また定位置がわからないので、子どもはその辺に置いてしまい、散らかる原因となるかもしれません。

共通して気をつけたいこと

どちらの場合も、共通して気をつけるべき点は、おもちゃと混在して置かないことです。
しっかり分けておかないと、教材などの学用品の無くしものや忘れものをしたり、おもちゃを間違えて学校へ持っていってしまったりしてしまうこともあるので気を付けましょう。

3.子どもの成長に合わせて収納スタイルも変化させていこう

成長に合わせて、収納スタイルも変化させていこう

低学年のうちは、親が、宿題や持ち物のチェックをするなど、フォローすることが多いため、ランドセルや教材も、リビングにあると、効率が良いいですね。
また教材も少ないので、まだリビングにおいても、圧迫しにくいでしょう。

しかし、中学年あたりから、徐々に教材も増え、辞書なども増えていきます。
そして、宿題の量も増えるため、時間もかかります。
ご家庭やお子さんによりますが、リビング学習よりは子ども部屋で勉強する方が、集中できる子もいるかもしれません。このように成長と共に勉強スタイルも変化します。
ランドセルや教材もリビングから子ども部屋に、収納場所が変化するかもしれませんね。
親子で話し合いながら、ライフスタイルに合わせて変化させていきましょう。

この記事では、リビングにランドセルや教材を置く場合の話をしましたが、お家やご家庭によって、収納方法は異なります。どなたかの参考になればうれしいです。

◾︎この記事を書いたのは…m_home(整理収納アドバイザー)
北欧式整理収納プランナー・整理収納アドバイザー・時間マネジメントコーチとして活動しています。家族も使いやすく、そしてちょっぴりオシャレなお部屋づくりを目指して、整理収納に悩む方々のお手伝いをします。

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