ついついやってない?「とりあえず…」こうしておこうと先延ばしにしてしまうこと

2022/08/28
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北欧式整理収納プランナー・整理収納アドバイザーとして活動している、サンキュ!STYLEライターのm_homeです。
毎日の暮らしの中で、決断を先送りにしてしまうことってありませんか?
「とりあえず…こうしておこう」と後回しにしがちなことよくありますよね。
あれもこれも「とりあえず…」と先延ばしにすると、どうなるか今日は一緒に振り返ってみましょう。

「とりあえず…」は、二つの使い方がある。

「とりあえず…」には二つの使い方があります。
未来の出来事の予防策を先取り行う「とりあえず」
そして、反対に、今やるべきことを、後でいいかと先送り、後回しにする「とりあえず」です。

前者の方は、例えを出すと、勉強でわからない部分があるから、とりあえず予習を済ませておく。
荷物を送ったが、受け取ってもらえるかわからないから、とりあえず、先に連絡を入れておく。など未来の不安な部分を事前に防止するために行うことは、その後のトラブルや想定外のことが起こったときの対処や予防策になり大切なことでね。

それに対して、後者の方は、今やるべきことを先送りつまり後回しにしておく「とりあえず」のことです。

暮らしの中で見た、先送りの「とりあえず…」はどう影響するか?

先送りにするのは、何も悪いことではありません。
今あるタスクの中で優先順位を決め、今やらなくてもよいことは、「とりあえず後で処理しよう」そういったことは、日々よくあることです。
でも、毎日たくさんの暮らしにまつわる出来事を先送りにしてばかりいたらどうなるでしょうか?

《先送りにする「とりあえず」の悪い例》
「とりあえずここに置いておこう」
「とりあえずこの箱は置いておこう」
「とりあえずこのままにしておこう」
「とりあえず後で考えよう」
「とりあえず詰め込んでおこう」
暮らしの中で、いろいろなことを先送り…つまり後回しにばかりしていては、どんどんタスクが溜まっていくということです。
そうすると、部屋の中はどうなるか、もう想像できますよね。

たくさんのモノで散らかり溢れてしまう

・子どもが食べこぼしたお菓子
・散らかった玩具
・シンクにはたくさんの洗い物
・回収日に間に合わなかったゴミ
・出しっぱなしの文房具
・使いっぱなしのドライヤー
・脱ぎっぱなしのパジャマや靴下
いろいろことを先送りしただけで

あっという間に、家の中は散らかり、いろいろなもので溢れてしまうのです。

価値観、とらえ方はその人による

二人の人が、同じ部屋をみた感想は、二人とも違うと思います。
多少散らかっていても全く気にならない人
散らかった部屋では落ち着かず片付けをはじめる人
「どうせまた使うから出しっぱなしでOK」
「やっぱりすっきりした方が気持ちいいね」
「いつもオシャレにしていたいから、キレイを心がけたい」
「生活に支障がなければ多少は荒れていても大丈夫」
価値観、感じ方はひとそれぞれです。
では、あなたはどう感じましたか?

「とりあえず」先延ばしにしても、結局自分が後で大変になる

先の通り、価値観とらえ方、さらにその方の性格や考え方、生活スタイルによって、人は違います。
「とりあえず」と先送りにしても、きちんと決断できる、許容範囲を考えて、行動で切る方はきっとご自身でよくわかってらっしゃると思います。
でも、いろんなことを「とりあえず…」と先延ばしにすることで、後の自分が大変になり、つらくなる場合は、「とりあえず」と先に延ばすクセをできるだけなくしていけるように、すぐに決断、行動できるように心がけていきましょう。
先延ばしにしても結局は、後で自分がたいへんなだけなんです。

少しずつで習慣化する

初めのうちは、慣れないことに戸惑ったり続かなかったりするかもしれません。
全てのことをすぐにやる必要もありません。
できることから、決められることからすぐ決断する。先延ばしにしないように心がけるなど継続して、習慣化できるようコツコツ頑張っていきたいですね。
きっと暮らしにも変化が現れることでしょう。

◾︎この記事を書いたのは…m_home(整理収納アドバイザー)
北欧式整理収納プランナー・整理収納アドバイザー・時間マネジメントコーチとして活動しています。
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