「学校に行きたくない。」三兄弟の母の対応とずっと後悔していること
わんぱく三兄弟の子育てに奮闘中の整理収納アドバイザー、せのお愛です。
秋は学校行事も多く楽しい季節ですが、その反面、行きしぶりが増える時期でもあります。
今回は、小1三男に「学校に行きたくない。」と言われた時の私の対応と、過去の後悔についてお話しします。
学校に行きたくない
月曜日の朝、目覚めた三男がポツリと一言。
「学校、行きたくない…。」
内心、“どうしよう…。”と思いましたが、「そうだよねー。」と言いながら、いつも通り朝の支度を進めました。
朝食をつくりながら、三男の様子を観察。「休みたい…。」とボソボソ言いながらも、ちゃんと着替えて準備を進めています。
“行きたくない”けど、“辛くて行けない”という感じではなさそうでした。
半年前にも…
実は、三男が「学校に行きたくない」と言い出すのは、今回で2度目。1度目は、入学してすぐの4月でした。
新しい環境の中、一生懸命がんばりすぎて、心の中が不安と緊張でいっぱいいっぱいに。
「お母さんに会いたい…。」と、学校で涙が出るようになってしまったのです。
この時は、毎朝、途中まで一緒に手を繋いで登校し、帰りはお友達と別れる所までお迎え。たくさん抱っこして、褒めて、お家でたっぷり充電できるよう、心がけていました。
そのうち、学校生活にも慣れ、お友達も増えてきた事で緊張もほぐれたのか、GW前には楽しそうに登校できるようになりました。
前回とは様子が違う?
今回は半年前と違い、疲れや寝不足から、グズグズしているような様子でした。
大人でもありますよね。「今日は何もしたくなーい!」と、やる気が起きない日。
とはいえ、ここで頭ごなしに「いいから頑張って行きなさい!」と言ってしまっては逆効果。余計に辛くなってしまいます。
私は早めに朝の支度を終わらせ、涙が出てきた三男を膝に抱っこ。
「学校まで遠いし、歩くのしんどいよね。」「学校は楽しいけど、行くまでが大変なんだよね。」と、ひたすら気持ちに寄り添いました。
そして、少し落ち着いた頃、「前みたいに、途中まで一緒に行こうか?」と言うと、「うん。」と頷いて、三男はランドセルを背負いました。
抱っこしていたのはほんの5分程度でしたが、しっかり充電できたようです。
ずっと後悔していること
今回は結果的に登校できましたが、辛い時はお休みしてもいいかな、と思っています。
というのも、長男が一年生の時の出来事を、今でも後悔しているからなんです。
「行きたくない。お腹が痛い。」と泣く長男を、「大丈夫!頑張って!」と、私は半ば無理やり登校させました。ストレスを抱えていると分かっていたのに、じっくり話も聞かず、1人で行かせてしまったのです。
『休みぐせを付けたくない』『勉強が遅れてしまう』など、私なりに考えた上での対応でしたが、今思えば、もっと長男に寄り添ってあげればよかったと、後悔しています。
抱っこして話を聞けばよかったし、手を繋いで一緒に登校すればよかった。それでもダメなら、1日くらい、お休みさせてあげればよかった。
6年間のうちのたった1日を、どうして充電日にしてあげられなかったんだろうと、今もとても悔やんでいます。
安心して休める場所を
子どもが「学校に行きたくない。」と言った時、実際に休ませるのは、お母さんにも勇気のいる事ですよね。
お仕事をしていたり、赤ちゃんがいたり、それぞれに家庭の事情や考え方があるので、休ませる事だけが正解だとは思いません。
ただ、私のように、「もっとできる事があったのに。」と、後悔してほしくないんです。無理に頑張らせず、安心して休める場所をつくってあげてほしいと思います。
そして、頑張りすぎると疲れてしまうのは、お母さんも一緒です。たまにはホッと一息ついて、しっかり充電してくださいね。
■この記事を書いたのは・・・せのお愛
お家大好き!男子三兄弟の母ちゃん。
▷整理収納アドバイザー ▷クリンネスト1級
お掃除、お片づけ、子育てのことなど、お母さんが機嫌よく過ごせるお家のヒントを発信しています。