ヒヤリ!実体験から学ぶ【子どもの防犯】入学までに知っておくべき6つのこと
わんぱく三兄弟の子育てに奮闘中、サンキュ!STYLEライターの、せのお愛です。
わが家の三男は小学1年生。少し前のことですが、「下校中に会った知らないおじいさんと一緒に帰ってくる」という、何ともヒヤッとする出来事がありました。
今回は、命を守るということ、【子どもの防犯】についてお話します。
話を聞いてみると…
帰宅後、「優しいおじいさんと話しながら帰ってきたよ!」と言う三男。どうやら、見知らぬおじいさんに話しかけられて、家のすぐ近くまで、お喋りしながら帰ってきたようなのです。
きっと、子どもが好きな地域の方だとは思うのですが…。でも万が一、そうじゃなかったら?
三男にとって、もうそのおじいさんは「知っている人」。警戒心を持つことはないでしょう。考えれば考えるほど、恐ろしくなりました。
家族で話し合った「命を守るための6つのこと」
私の考え方・伝え方が甘かったのだと猛省し、改めて家族で防犯について見直し、話し合いました。
⑴いかのおすし
「いかのおすし」とは、誘拐などから子ども自身が身を守るための行動をまとめた、防犯標語です。(東京都と警視庁が2004年に考案)
・ついて「いか」ない
・車に「の」らない
・「お」おごえをだす
・「す」ぐにげる
・おとなの人に「し」らせる
警視庁のホームページに、具体的な声がけの例など詳しく載っているので、必ず確認しておいてくださいね。
⑵名札や鍵は見えないところに
名札はもちろん、鍵にも注意が必要です。見える所にかけていると、「これから1人で留守番なんだ。」と思われ、狙われる要因に。巾着やランドセルの中に入れておく方が安心です。
⑶防犯ブザーはすぐ鳴らせるように
防犯ブザーは、子どもの手がすぐに届く位置につけ、定期的に使い方の復習・電池のチェックを。
忘れがちなのが、習い事のかばん。送り迎えが無い場合は、必ずつけるようにしましょう。
⑷個人情報を教えない
「お名前は?」「お家はどこ?」など、聞かれると子どもは素直に答えてしまいがち。「先生に教えたらダメと言われています。」など、断り方を子どもと一緒に決めておきましよう。
⑸通学路を歩いてみる
子どもと一緒に、通学路や習い事への道を歩いてみましょう。歩きながら、コンビニなど、何かあったら逃げこめる場所をチェック。「こども110ばんの家」の確認も忘れずに!
⑹具体的に話す
「こういう時はどうするか。」を具体的に話すことが大切です。
○大声を出してね。→「助けてー!」と叫んでね。(「キャー!」だと、ただ騒いでいるだけだと思われることも。)
○気をつけてね。→周りの人や車をよく見て歩いてね。車の近くは通らないでね。
○知らない人について行ってはダメよ。→家族以外の人について行ってはダメよ。
○声かけや断り方の具体例を教える。
例)「道を教えて。」と言われたら、「大人に聞いてください。」と言う、など。
“備えすぎ”ということはない!
「何度も」「具体的に」、防犯について家族で話し合うことの大切さを、改めて思い知らされました。
「このくらい分かっているだろう。」という認識の甘さは捨てて、【子どもの防犯】について、ぜひ話し合ってほしいと思います。
■この記事を書いたのは・・・せのお愛
▷整理収納アドバイザー ▷クリンネスト1級
片づけ、掃除、暮らしのアイデアや子育てについて発信中。中2・小3・小1の男子三兄弟の母ちゃんです。
子どもを犯罪から守るには、「いかのおすし」を 繰り返し 具体的に、 子どもに伝え、親子で一緒に確認することがとても大切です。