サンキュ!STYLE人気ライターさんから『読者の求めてる記事』を分析!分野によって求められているライターが違う?
年間140万円分以上コストコ商品を購入してレポートする主婦!サンキュ!STYLEライターのコストコナビゲーターaoです。
先日のZOOMでお話した内容にも、たくさんの感想をいただきましてありがとうございました。
その時にお話したかったことで、時間の関係上、カットした部分を、少しずつ、記事にしていけたら良いなと思っています。
今回は、「サンキュ!STYLEの読者さんが求めているのはどんな記事?」
というテーマについて
人気のライターさんを私なりに分析して気が付いた「求められているライターには2種類あるのでは?」という点についてお話します。
文中には、実際に活動されているライターさんが登場しています。
もし、該当されるライターさんで「私が思っていることと違うこと書いているわ!」と思われましたら、コメント欄より「ao書き直してください」とご連絡ください。
専門分野はプロがいい。
サンキュに集まるライターさんは、「その道のプロ・マニア」と呼ばれるようなライターさんも多く在籍されています。
その中でも、特に「その道のプロです!」を全面に打ち出したほうがいい分野があります。
それは、「ショップ系・専門知識系」
ショップ系だと、私が主に書くコストコ、その他、業務スーパー、コンビニスイーツ、100均など
専門知識系なら、野菜ソムリエ、医療系などでしょうか。
こういった分野に関しては、知識や情報量が多ければ多いほど説得力が増すので、その道のプロです!をビシビシ打ち出したほうが、読者も納得できるので人気が出ます。
単純なことですが、コストコ情報で言うなれば、コストコ歴5年の方と、10年の方だったら、どちらの情報のほうが説得力がありますか?
やはり、長いほうがたくさん知っているはず。と、10年とみなさん答えると思います。
ただ、ここで、
「私、最近ハマったから、周りみんな私よりコストコ歴長いよ?勝ち目ないじゃん」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません!
この専門分野での専門性の見せ方は一通りではないのです。
同じ肩書で勝てないのなら、私だけの肩書を見つける
専門性を高めるためには、自分がその分野でどれだけ詳しいのか?
をイメージできる要素が必要です。
誰でも知っているような資格があるものならば、それを出すことが一番早いですが
特にショップ系の分野だと、「コストコマイスター」や「100均専門家」など、資格があるわけではありません。
そのため、自分がその道に詳しいことを伝えるのが難しいです。
しかし、
逆を言えば、資格が無いのだから「どう語っても良い!」とも言えます。
たとえば、「コストコ歴10年」など、通っている年月で示すのも簡単ですが、これは早く始めた人には勝てません。
「週1回通っている」も頻度が多く、詳しそう!とも感じますが、使っている方も多く、差別化が難しいです。
たとえば、ひと月のレシートを計算して毎月80点の商品を購入していたとしたら・・
「月80商品購入しています!」
と示すのもいいけれど・・1年だったら960点、もっと多い月もあるよね?と計算すれば
「年間1000商品購入しています!」
とも語れます。
どうでしょうか?
十分、説得性のある肩書になって来た感じ、伝わりますか?
さらには、
「平均滞在時間3時間以上」
など、同じ肩書で差別化できないのなら、別な切り口、方向性、で探ってみると
他のライターさんが付けてないけど、興味をそそり、説得力のある肩書が見つかることがります。
家事に関しては・・・プロに寄り添ってほしい?
では、家事のカテゴリはどうでしょうか?
家事のカテゴリで人気のライターさんの、人気がある理由を私なりに分析して、そこから読者の心に響く記事作りを考えてみました。
シンプリストうたさん
言わずとしれた、サンキュ!STYLEインテリア界のカリスマ!うたさん。
更新頻度と、記事に一本筋の通ったような貫きっぷりに、知らない人はいないんじゃないかな?と思います。
そんなうたさんの記事ですが、あえて、ミニマリストではなく、シンプリストであることを強調されています。
さらには、一度捨ててしまったのに、もう一度買った。という記事もとても人気があるそうです。
これはなぜ?と考えた時、
私も生粋の「すてられない&収集癖が尽きない主婦」なので、その代表として言わせて頂きますと
「共感できる!」
それに尽きると思います。
「ミニマリストって憧れるし、なんども挑戦したけど、結局できなかったんだよね。」
という方が、実は読者の大半だと思います。
そうすると、ミニマリストとして貫いた方のキラキラした生活ぶりを見るのももちろん
「スゴイな~そうなれたらいいなあ~」と、憧れるものの・・・
振り返れば、程遠い部屋がそこには広がっているわけです。
そこで、
「私も一回挑戦したけど、そこまでやらなくってもいいかなって思ったんだ(テヘペロ)一回捨てたけど、買っちゃったものあったんだもん」
って聞くと
「そうだよねえ~」
って思うんです。
その上で
「それでも、このレベルまで、物を減らすと快適なんですよ」
と言われると
「ああ・・なんかちょっとできるかも・・」
って思えてきませんか?
プロ主婦マミさん
「主婦」ということをプロとしてやっています!とご自身をプロ野球選手ならぬ、プロ主婦と名乗るマミさん。
マミさんは、元家政婦という肩書もお持ちということで、一見すると・・
「わああ・・きっと毎日抜かりなく家事をこなして、ライターまで・・キラキラ主婦なんだわ・・」
とイメージをもつかたも多いのではないでしょうか?
もしこのイメージのまま・・マミさんが
「トイレ掃除は1日2回!、布団カバーは2日にいっぺん洗っています!とっても快適に過ごせていい事ずくめ!がんばりましょう!」
と発信されていたら・・・
「ああ・・そうだよね。。うん・・わかっているけどできないです。わたし、そんなできないです・・ごめんなさい」
って私思ってしまうと思うんです。
でもそんなマミさんが
「プロ主婦って言っているけど、宅食も使っていますよ!(テヘペロ)外食に行くよりもずっと安いし、交通費や移動時間などを考えたら、節約にも時短にもなります。そうして自分の時間や家族との時間をつくるのも、これからの主婦には必要なスキル!」
って言われたら
「だよねえ~~~!」
ってやっぱり共感できませんか?
家事カテゴリは、読者が共感できたり人間味が有ったほうが読了感がいいのかも。
これは、あくまでも・・
ものが多くて毎日もの探しをしてる、できれば家事をやりたくない主婦代表aoの感想ですが
読者の大半は同じように思っているのではないか?と私は考えています。
だって、家事もお掃除も極めた主婦のかたは、すでに整っているのだから、家事の情報は読みに来ないのでは?と、思うのです。
極められないから、どうにか「うまくやる方法は無いかな?」と読みに来てくれているはずなので、もちろん、簡単に整う方法や、簡単にできるコツやレシピがあるのなら、最高ですけど、そういうことばかりではないですよね。
プロだけどあなた(読者さん)と同じだよ!
という「共感」できる部分があったほうが、ガシッと読者さんの心をつかめるのではないかな?と私は考えています。
そのためにはどう書いたら良い?
共感をつかみやすい文章とは、どういった文章でしょうか?
書き方を簡単にまとめてみたいと思います。
ポイントは
「テヘペロ」
たとえば、先日のZOOMで私がお話した内容で
「月に会社員のようにライターで収入を得るためには、毎日10時間~12時間執筆時間を確保して、好きなことに全力投球する必要があります」
という内容があったのですが、
正直これを聞いたら
「えええ・・そう・・そうだよね・・いや。でも、私できるかな?
そんな10時間とか時間作れない・・や、正社員並は理想だけど、
とりあえず、今数千円の月収が、5万円とかになるぐらいでもいいんだよなあ・・」
って思いますよね?・・多分1年前の私でもそう思います。
そこで
「手っ取り早く、覚えてもらいやすいキャッチフレーズ付けちゃったらいいですよ!
自分を覚えてもらったもん勝ち!(テヘペロ)
自分の個性とかけ合わせて、印象的で説得力のある肩書をつけ
自分の好きを全面に出した記事をたくさん書けるようになれば、読んだ方の印象にも残り
〇〇と言ったら、あなたに書いてほしい!
と選んでもらえるライターになりますよ!
そうなれば、仕事が増えるので、執筆時間はそれほど増やさなくとも、5万円も夢じゃない♪」
どうですか?
ああ・・それならできそうかも!
ってちょっと思えてきませんか?
あえて上の文章では、わかりやすく(テヘペロ)で表していますが
読んだ人でも、できそうなことや、読み手の気持ちに寄り添うことをポイントに置くことで
ぐっと共感が引き出せるんじゃないかなと私は思います。
つまり今回の例えでは、書き手(ライターの私)と、読み手(ライターのみなさん)と共通の行動があるので、共感を意識したほうが伝わりやすく、読み手の行動にも繋がりやすくなるかな?と仮定してまとめてみました。
自分はどっちのライター?この記事はどっちのライター?
今回は求められているライターは2種類あるかも?
というお話をまとめてみました。
ご自身はどっちの分野のライターかな?と考えていただくのもいいかなと思いますが
記事やテーマによって書き分けてみるのも良いかもしれません。
やはり「読者ファースト」につながりますが、
自分が読者だったら?と考えてみると、発信の仕方や表現の仕方も変わってくるのかな?と思います。
書いている内容が、家事でなくとも「共通の行動」がある場合には、「共感する記事作り」を意識してみると良いのかなと思います。
あくまでも私の勝手な一つの解釈なので、参考に留めつつ、ご自身の記事に生かしていただけたらうれしいです。
■執筆/ao…衣食住365日コストコ品で生活するコストコナビゲーター。年間140万円分以上コストコ商品を購入してレポートする。Ameba公式トップブロガーで「aoのコストコガイドブログ!」が人気。
WEBライターとして多数記事を執筆、雑誌・TVなどメディアでも活躍中。