元古着屋店員が教える!買取価格に影響するかもしれないポイント3つ

2022/12/14

はじめまして、年間100万円貯金を目指す3児の母、丸山希です。
年末も近づき、家の大掃除と合わせて洋服の断捨離をしている人も多いのではないでしょうか?断捨離した服の中にはまだ使えそうなものもあり、古着屋などのリサイクルショップで売ることもありますよね。
しかし「思っていたより値段がつかない…」という経験をした人も多いはず!

そこで今回は、約3年間、古着屋店員として働いてきた経験から、買い取り価格に影響しがちなポイントを3つ紹介します。

ポイント1:使用感と汚れがあるか

古着を買い取ったあとは店頭に並べてほかのお客様に購入してもらわなければいけません。
そのため、使用感の強いものや汚れ、ほつれなどのダメージがあるものは値段がつきにくくなります。
たまに「クリーニングは必須ですか?」と聞かれますが、必須ではありません。
クリーニングから返ってきたハンガーやビニール、タグはすべて取ってから店頭に並べます。キレイな状態であるという安心感はありますが、自宅の洗濯で十分です。

たとえば、「ニットは毛玉取りをしておく」「しわを伸ばしておく」などのひと手間があるだけで、買い取りの可否が変わることもあります。

なお、ヴィンテージなどの衣類は、使用感やダメージがあっても積極的に買い取りしているものもあるため、捨てる前に一度見てもらうのがおすすめです。

ポイント2:今着られるデザインか

店頭に並べられる状態の洋服であれば、次はデザインも大切です。
肩パットの入ったものやデザインが古いものは、なかなか値段がつかないことも…。

また、最近はレトロなファッションも流行っているため、店員さんやお店の方針によってデザインのジャッジが変わるかもしれません。
買い取りしているお店の雰囲気や置いてあるものが売りたい服とマッチしている場合は、買い取りに期待できるかもしれません。お店選びも重要ですよ。

ポイント3:プチプラブランドは限界がある

私が働いていたときも、しまむらやUNIQLOのようなプチプラブランドの買い取りが多かったです。
プチプラブランドは元の価格が安いことから、比較的値段がつきにくくなります。思い切って捨てたり人に譲ったりすることも検討してみると良いかもしれません。

ただし、今期のものや有名ブランドとのコラボ商品、ダウンやカシミヤなど良い素材を使ったアイテムは、買い取り価格が良くなることがあります。一度、素材にも注目してみてくださいね。

リサイクルショップを上手に利用して断捨離しよう!

古着屋などのリサイクルショップは、次の人へと商品を繋ぐ場所です。そのため「買い取り価格が思わしくない…」という結果には、何かしら理由があることが多いのです。
商品の状態や今売れるデザインなのかなど、持ち込む前に自分でチェックできるポイントも少なくありません。
買い取り価格に影響があるかもしれないポイントを上手に押さえて、洋服の断捨離を決行してくださいね。
※この記事で紹介しているポイントは、筆者の体験に基づくものです。買い取り価格の保証はできません。

【この記事を書いたのは】
FP2級を持つ3児の母ライター。年間100万円貯金+資産運用を行っています。2021年はコロナの影響を家計がモロに食らってしまいましたが、切磋琢磨し資産の増加に勤めます!
資産の増加には節約や整理整頓など、身の回りのケアも大事!苦手ですが頑張っていきたいです。

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