被災経験のある元海上保安官ママがやってる防災の備え方
こんにちは。
夫の年収490万円で
年間380万円を貯金している
賢約アドバイザーで
サンキュ!STYLEライターの
川﨑みさです。
トンガ沖海底火山の大規模噴火
により、岩手県を中心に現在
(1/16明朝)津波警報約23万人に
避難指示が出ています。
災害は、いつ・どんな状況で起こるか
分からないからこそ、日頃の備えが大切だと
4年前の西日本豪雨災害で被災した際に
実感しました。
産後1か月での被災経験
私は、4年前の西日本豪雨災害で
被災しました。
被災時は、一番被害が酷かった
広島県呉市在住で息子は生後1か月。
長女は5歳。
夫は、海上保安官として
緊急招集で出動したため
生後1か月の息子と5歳の長女を
産褥期の私が守るしかない。
(実家は遠方で親戚もいない)
という、心細い状況でした。
子どもを守るための備え
西日本豪雨災害から4年。
当時の反省を踏まえたうえで
準備している防災グッズを
ご紹介します。
食料品
写真は備蓄分だけです。他にも
・無洗米10キロ
・切り干し大根
・フリーズドライのスープ
・ツナ缶
・カップ麺
・野菜ジュース など
調理不要で食べられる食品を
ローリングストックして
家族4人で自宅避難2週間は
過ごせるだけの準備をしています。
「いつものお菓子」も大事な備え
災害時に子ども達が、少しでも
「いつもと同じ」生活でストレスを
感じないよう、お気に入りのお菓子も
ストックしています。
災害のストレスで食欲がない時
停電で暗い状況が不安な時
「いつものお菓子」があるだけで
ホッとできます。
ストレス軽減のためにも
お菓子は大事だと思っています。
水のストック
飲料水・料理・歯磨きの後など
水は想像以上に必要です。
夏と冬でも使用量は変わると
思いますが、2リットルの水を
8ケース計96リットルを
ストックしています。
1日3リットル使用すると仮定して
家族4人で8日分です。
使い捨て食器
西日本豪雨災害では
断水が2週間続き
水がなくても衛生的であることは
災害時に重要なことの1つだと
学びました。
・紙皿
・紙コップ
・割りばし
紙皿と紙コップはあえて
可愛いモノにしています。
これは、災害時という状況で
子ども達が、少しでも
食欲がわくように、
少しでも気分が上がるように
あえて可愛いモノを選びました。
ガスコンロ・ガスボンベ
もし寒い時期に停電しても
子ども達に温かいモノを
食べさせてあげたいと思い
停電に備え、被災後にガスコンロと
ガスボンベを購入。
ガスコンロは4,000円
ガスボンベは500円程度でした。
明かり・ラジオ・スマホ充電
停電に備え、電池やソーラーで
動く照明も被災後に購入しました。
もちろん電池も!
衛生用品とその他
・黒ビニール(ゴミ・汚物用)
・ぽり袋
・軍手
・チャッカマン
・手ピカジェル
断水になって困ったのが
やっぱりトイレです。
便器に、黒ビニールを2重にして
使用するつもりで、黒ビニールは
多めに約150枚ほど用意しています。
下着・肌着
4年前の西日本豪雨災害では
困ったのが洗濯ができないこと。
特に汗だくになった下着の替えに
困りました。
普段の生活では、あまりモノを
持ちたくないので数を厳選している分
防災グッズとして使い捨て出来る
下着を数枚用意しています。
子どもの命に責任を持つ
被災の経験から
海上保安官として命をかけて
職務を遂行するよりも
子どもの命に責任を持ち
守っていくことの方が
実は何倍も難しいと知りました。
停電したら?
断水したら?
夫がいなかったら?
子どもが学校だったら?
どんな状況で災害が起こるか
私たちには分かりません。
支援してくれはずの役所・
警察・消防・自衛隊・海上保安庁
の方も同じ被災者かもしれない。
災害後すぐに助けに来てくれる
保障はどこにもありません。
自分の子ども達は、
自分の家族は、自分で守る。
その覚悟が必要だ。
それが、私が被災経験で学んだ
最も重要なことかもしれません。
この機会に備えの見直しを
明日は阪神淡路大震災から
27年目です。
この機会をお家の備えの見直し
足りないモノは増やしたり
使用期限をチェックする
機会にしてはいかがでしょうか。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
賢約アドバイザーで2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増える暮らしを作る、はじめるためのライフスタイルを提案しています。