【アラフィフ独女の家探し】中古住宅や空き家の「即入居可」は早まってはいけない!ここもチェック
片づけのプロでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
新年の目標で書いたように、今年の目標のひとつが「お引越し」です。
もう少し広めの部屋で、猫と暮らせる家が理想です。
最近注目の「移住」や「田舎暮らし」。
興味はあるけど口コミや実体験が少なすぎる…ということで、私の家探しの様子を記録してみることにしました。
前回、空き家バンクへの利用登録をした私。
実は登録時、すでに空き家バンクのホームページで気になる物件がありました。
「即入居可能」とのことで、登録完了のお知らせが届いたら、さっそく役場に問合せしようと計画をしていました。
その前に、再度物件情報を眺めていると、気になる箇所を見つけました。
下水道「未接続」
空き家に多いのがこれ。
自分が主体で一から家を建てた経験がないので、下水道未接続とはどんな状態なのかイメージできない…
で、ググってみました
未接続だと下水の処理はどうなる?
公共下水道が整備されつつあり、下水道が接続されていることがほとんどです。
古い空き家の場合、意外に多いのが「未接続」の下水道。
この場合、浄化槽を利用して下水の処理をします。
そこで、素朴な疑問。
「下水道接続って必ずしも必要というわけではない?」
「接続しない場合、浄化槽のメンテナンスってどれくらい費用が掛かるの?」
下水道の接続は義務?
「下水道接続って必ずしも必要というわけではない?」と調べてみると、気になる検索ワードが表示されました。
「下水道 未接続 罰則」
罰則!?
下水道法上では、「供用開始の告示から3年以内に接続をしなければならない」こととなっています。
そこで私が居住を希望している自治体について役場の窓口で問い合わせると、「未接続でも罰則はないですが、出来るだけ接続してほしいとお願いはしています。おそらくご希望の物件は浄化槽が新しいなどの理由で接続をされていなかったのでは?」とのことでした。
実際に住むとなったら「接続費用」が必要になりそう…
下水道接続にかかる費用
接続にかかる費用をざっくり調べてみました。
・下水道引き込み工事の相場は、大体30万円~50万円ほど。
・家から水道本管の距離がどれくらいあるかによって変わるので、遠い場合は相場を超えることも
・引き込みには公共下水道管の公共マスが必要
・道路の反対側にある、土地の前まで来ていない時などは別途で工事費用が必要
・その他工事にかかる費用として、設計手数料や分岐管理手数料など、各種手数料。また、加入金や基本工事費を自治体に支払う必要あり。
結構な金額が必要になってきます。
下水道未接続の場合、トイレが非水洗のお宅が多いので、下水工事+水洗トイレにするための費用も+αでかかります。
仮に未接続で使う場合のメンテナンス費用
このまま引き続き浄化槽で下水を処理する場合は、浄化槽のメンテナンス費用が必要になります。
その場合の費用もざっくり調べてみました。
・浄化槽の清掃は、毎年1回ほど必要で、清掃費用の相場は1回2万円~4万円ほど
・浄化槽の点検は、年に3、4回ほど行い、点検費用の相場は1回5000円程
・その他、ブロアーの電気代や法定検査費用など
・浄化槽のブロアーのモーターは消耗品なので、10年くらいを目途に交換が必要
どっちにしても費用は必須
どちらにしても下水を処理するための費用は必要です。
経験した方の話を伺うと、浄化槽の場合は入居時に取り外してリフォームすることが多いそうです。
下水未接続の家に住むなら、引っ越しと同時に下水道への接続も考えることになりそうです。
家を購入するならまだしも、賃貸で下水道未接続の家はデメリットが大きいようです…。
結論:選ぶなら下水道接続済みの家が無難
私が出した結論です。
改めて、空き家情報を眺めていると、古いお宅が多いので「下水道未接続」になっている家が多いかったです。
反対に下水道接続済の家はやはり、賃貸にせよ売買にせよ契約が決まるのが早いためか、情報があっても次に見た時は情報が削除されていることが多いです。
賃貸で選ぶなら、やはりアパートやマンションが無難な気がします。
最後に…
アラフィフ独女の家探し。
リアルタイムで進行するので超不定期になりそうですが、興味がある方はお付き合い頂けたら嬉しいです。
普段はこんな記事を書いています
●この記事を書いたのは…おだけみよ
アラフィフ独女のサンキュ!STYLEライター。
子どもたちは社会人になり、シングルライフを満喫中?
今年の目標は「猫と暮らせる家に引っ越しする事」
サンキュ!STYLEでは主に片づけ、掃除、料理など、家事がラクになるコツを発信中!