【片づけ】プロと一緒に片づけるのと、自分で片づけるのはどう違う?お片づけ現場の流れをチラ見せ
シンプルな暮らしを満喫中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
進級式、入学式と新生活へのスタートが切られ、今週から本格的に新生活がスタートした方が多いのではないでしょうか。
この時期は新しくなったライフサイクルを機に、片づけたいと思う人が多くなる時期です。
けれども、片づけって自分でもできそうなのに、人に依頼する必要があるの?
整理収納アドバイザーと一緒にするとどう違うの?
そう感じている人も多いと思います。
今回は実際に私が行っている整理収納サービスの流れをお見せします。
1.すぐに片づけ作業はしません!それよりも大事なことは…
いきなり「片づけ作業がまる」と思ている方も多いと思いますが、実は1回目のサービスでは片づけ作業はしません。
まずはお客様のお部屋の状態を拝見させていただき、いくつかの質問を行います。
・実際に困っていること
・どのような状態に片づけたいか
・誰のどんなものが多いのか
・片づけた後にどんな暮らしがしたいのか
イメージする片づいた状態と現状に、どれくらいギャップがあるのかを探ります。
そのうえで、どのような手順でどの部屋から片づけていくかを提案せていただいています。
・片づけた後にどんな気持ちになると思いますか?
・片づいいて、片づけにかかる時間がなくなったら何をしますか?
一見、片づけとは関係なさそうなことも多々伺います。
けれどもこれの大事な質問のひとつです。
最初にしっかりお話を伺い、価値観や目標設定をしっかりすることが大切なのです。
2.片づけ作業の開始!片づけ作業で一番時間がかかることは?
いよいよ、片づけ作業のスタートです。
片づけ作業は大きく分けると「整理=物の要不要を分けること」「収納=物をスペースに戻すこと」に分かれます。
この二つで最も大事なことが「整理」です。
物を綺麗に収めても自分で管理できる量のキャパシティを超えていたら、すぐに物で溢れてしまいます。
その為、整理で物を管理しやすい量に調節する作業が重要で、一番時間がかかる作業です。
1.全部出す
2.要不要に分ける
3.残すものを収納スペースに戻す
この地味な作業の繰り返しです。
物が多ければ多いほど、作業時間は長くなり挫折しやすくなります。
迷ったときやモチベーションが下がった時、話を聞いたりヒントを出すのが私の主な仕事です。
「手放す(捨てる)かどうか」はお客様自身が決めることです。
私から「これ捨てましょう」「ごみなので捨ててください」ということは一切ありません。
なぜか片づけのプロって怖いと思っている方多くて、「もっと捨てろって怒られるかと思っていました」言われたことも多々あります。
罵倒することあありませんので、ご安心を…。
3.最後の最後にようやく収納作業へ
片づけというと大半の人がイメージする「収納」は、最後の最後に行う作業です。
片づけのプロというと、「収納用品を選んでほしい」と思わる方も多いのですが、収納用品をどれにするかは重要ではありません。
収納用品選びは超絶地味な整理作業を終えた後の、お楽しみ作業。
実は、相談内容によっては収納用品の提案が不要な場合もあります。
アドバイザーとしての役割
整理の段階でいかに挫折せずにモチベーションを維持できるか、そこをサポートするのが私の役目の要となります。
アドバイザーになる前は収収納を何とかすることで片づくと思っていたので、納方法を考えたり、人気の収納グッズをチェックすることが多かったです。
アドバイザーとして仕事を始めてからは、地味な作業をサポートするためにモチベーションを保つコツは何だろうと感がていることが多くなりました。
収納の前の「整理」で悩んでいる人が多いです。
片づけているつもりでもどこかスッキリしない方は、プロにアドバイスを受けるというのも、現状から脱するひとつの方法です。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
汚部屋を脱出して、片付けのプロになった整理収納アドバイザー。
また無印良品が好きで店舗スタッフとして5年半勤務。
勤務先の店舗ブログにて収納関連記事や片付けワークショップを担当した経験あり。
サンキュ!STYLEでは片づけの他に料理や掃除など、家事がラクになるコツを発信中!