【子どもと家事】気分が上がって一緒に家事を楽しむ方法
汚れもイライラも溜めない暮らしを目指す、サンキュ!STYLEライターの坂田亜希です。
家事代行業ハウスクリーニング士の観点から日々のちょこっと掃除を楽しく続けられるコツをお伝えします。
今回は私が子どもと家事をする際に、気分が上がって一緒に楽しむ方法についてご紹介致します。
強制しない声かけ
ついつい子どもに手伝ってほしいなと思う時に、「手伝ってよ!」「なんでやってないの?」と言いがち。私も散々口にしてきたセリフです。そして、もちろん今でもつい言ってしまうことがあります。でも、子どもも大人も一緒。急に上からガミガミ言われて、いい気分の人なんていませんよね。急に上司から何の前ぶりもなくガミガミ言われると、「え?」と戸惑います。自分の立場に置き換えて考えてみると、誰だって強制的な言い方されると、気持ちよくはありませんよね。
時間を決める
家族の事は家族みんなでが理想ですが、やはり誰かに負担が偏りがち。子どもも部活や宿題、遊びと日々予定が詰まっています。みんなそれぞれに時間が足りない日も多々あります。そこで誰かが負担をした日々を送ると、負担している人のストレスが溜まり、怒り出したり、イライラしたり。誰かに何かを頼む時は「10分だけ」「洗濯物をたたむ15分だけ」と相手に終わりが見えるような頼み方をすると嫌な顔をされにくいです。
親子の会話時間
お手伝いを頼む時は、そこは親子の会話のチャンス!!「今日は学校どうだった?」「そういえば○○ちゃん元気?」など子どもと会話を楽しめる絶好の機会。決して同じ家事をしていなくても、親はキッチンで料理をしながら、子どもはリビングで洗濯物をたたむ。その間につかの間の家族時間。会話が弾むと、お手伝い時間もあっという間に終わり、子どもも「あれ?もう出来た。」とお手伝いも苦痛に感じにくくなりますよ。
褒め時間を意識して増やす
子どもと家事を一緒にするときは、手伝って当たり前!!と思いたくなる気持ちをグッとこらえて、しっかりとちゃんと褒めるようにしています。それは、甘やかすとかでなく、褒めることで、「役に立てた」という達成感を感じてもらうためです。ついつい子どもは怒る時間が多くなりがち。子どもも「また叱られた」と思う日も少なくないと思います。怒る時はもちろんビシッと言うべきですが、お手伝いをしてくれた時は、きちんと褒めてあげましょう。
どんな時も「ありがとう」
家族間で「ありがとう」という機会は減りがち。お手伝いが当たり前という感覚になってしまうと、次第に不満がでます。些細な事でも、手伝ってもらったら「ありがとう」。優しい言葉をかけてもらったら「ありがとう」。感謝の気持ちは家族間でも忘れないように心がけましょう。慣れるまでは照れ臭いかもしれませんが、子どもがきちんと「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えられる大人になれるように。お手本の意味でも、大人から率先して言うようにしてみて下さい。家事を一緒にすることで「ありがとう」の連鎖が生まれますように。
記事を書いたのは・・・坂田亜希
家事代行業ハウスクリーニング士。キレイにすることが大好き。家事代行を通して、お客様の日々の掃除の負担を減らし、時間と気持ちにゆとりを生み出すこと意識しております。洗剤や道具の上手な使い方などを発信していきます。