姿勢美人を作るのは歯みがきタイムの〇〇習慣!
「〇〇しながら」を活用し、筋トレを習慣化しているサンキュ!STYLEライターで理学療法士のみかんです。
姿勢がキレイな人って、つい目がいってしまいますよね!
姿勢がキレイになりたいって思ったことはありますか?
姿勢の筋肉は、「〇〇しながら」で、習慣化すると気軽に鍛えられます。
今回は、歯みがきしながら姿勢美人になれちゃう「ながらエクササイズ」をお伝えしますね!
姿勢を良くする筋肉のヒミツ
女性には、腹筋がうまく使えず、背筋で背中を反らして姿勢を支える「反り腰」の方が多い印象ですが、私は「猫背」タイプ。
腹筋も背筋もうまく使えていないと猫背になります。
そんな私は、長く立っていると腰が痛くなりやすいんですね。
そう、姿勢は美しく見せるだけではなく、からだの痛みのトラブルにもつながります。
姿勢美人でいるためにも、痛みを出さないためにも、姿勢筋を鍛えませんか?
人のからだにある筋肉は、役割で分けると大きく2つに分けられます。
1つ目は、割と小さくて、奥の方についていて、関節を安定させるための筋肉である「インナーマッスル」。
2つめは、大きくて、表面の方についていて、関節を大きく動かしたり動作をするときに使う筋肉である「アウターマッスル」。
姿勢を保つには、継続して関節を安定させることが必要ですよね?
なので、姿勢筋は「インナーマッスル」の働きが大切になります。
インナーマッスルってどうやったら鍛えられるかって、知っていますか?
インナーマッスルの鍛えかた
例えば、腹筋について、インナーマッスルとアウターマッスルを考えてみましょう。
腹筋運動といえば、これ!と思いませんか?
これは、どっちの役割の筋肉が使われているでしょう?
関節の動き、つまり背中が丸くなる動きが起こるので「アウターマッスル」を鍛えています。
腹筋は3層になっていて、一番表にあるアウターマッスル、「腹直筋(ふくちょくきん)」が頑張っているんです。
腹筋が割れた!なんてときに現れる「シックスパック」は、この筋肉がムキムキになった状態ですね。
姿勢を良くする筋肉は、この腹直筋の下の2層の「腹斜筋(ふくしゃきん)」と「腹横筋(ふくおうきん)」と呼ばれるインナーマッスルです。
これらインナーマッスルを鍛えるときにはポイントがあって、
1.「筋肉を意識してある程度維持する」こと
2.「思いっきりギュッと力を入れるのではなくて、呼吸をして肩など他の場所の力を抜くようにしながら1/3〜半分くらいの力で30秒以上維持する」こと
3.「呼吸を止めない」こと
が大事!
ではでは、歯みがき中にどうやって鍛えるのか、次は具体的にお伝えします。
歯みがきしながら3分間〇〇しよう!
まず、なんで「歯みがき」を選んだのか。
それは1日に最大で3回もエクササイズのチャンスがあるから。
しかも、立って歯みがきすることが多いのと、3分間という長い時間を使えること。
これは姿勢筋の「ながらエクササイズ」にぴったりなんです!
実際にやるエクササイズとは、とってもシンプル。
歯みがきして立っている姿勢で、お腹を凹ませて、お尻の穴を締め続けるだけ。
呼吸は止めず、肩の力は抜いて、ギュッと力を入れたところから少し力を抜いたくらいで保ってみてください。
ハイ!!
ふふふ。3分間、結構きついでしょう?
ちなみに、お尻を締めるのは、姿勢を保つときにお尻の筋肉は腰の筋肉をサポートしてくれるから。
腰痛軽減や予防にもなるし、プリっとしたお尻に近づきますよ。
コツコツ続けて、自分を大好きに!
いかがでしたか?
早速、歯みがきでやってみようって思えました?
そうだったら、とっても嬉しいです。
家事に育児に、ママによってはお仕事も。
ママってとっても忙しいから、エクササイズの時間を取りたいって思っていても、なかなか難しいですよね。
せっかく毎日いろいろ頑張っているのに、やりたいと思っていることができないのってストレスだったり、自分を責めちゃったり。
私はそうでした。
歯みがきの3分だけでも、めちゃくちゃ立派なエクササイズなんです。
ハードルが低いところから始めてみましょう。
まずは筋肉がついてくるまでの2週間、できる限りでいいので続けてみてください。
いつの間にかお腹周りがスッキリしてきたり、垂れていたお尻の上の方がモリッとしてきたら嬉しいですよね!
ぜひぜひ毎日お腹とお尻のラインを触って、変化を感じてみてほしいです。
うまくできないなって人は、そもそも筋肉がコチコチなのかも?
これからはセルフマッサージの仕方も記事にしていくので、楽しみにしていてくださいね!
◆ この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターのみかん。姿勢やバランスなど動作の専門家である理学療法士で、3人の男の子のママです。心地よいからだづくりをサポートします。自身が苦手だった「管理」の仕組みづくりや「手放す」コツも発信中です。