いつもの料理にプラスするだけ!家にあるもので、体温まるカンタン薬膳

2021/12/03
  • 2人の男の子の母。働くアラフォー。ズボラなりの食・健康・美容・子育てを模索中です。 もっと見る>>

保健師&薬膳スープインストラクターで、サンキュ!STYLEライターのTokieです。

薬膳というと、「難しそう」「美味しくなさそう」という印象を持たれるかもしれません。
でも実はとってもカンタンに、普段の食事に薬膳を取り入れることができます。

今回は、いつもの料理にプラスするだけで体が温まる、カンタン薬膳を3つご紹介します。

1.唐辛子

唐辛子は、体を温めて血行を良くし、新陳代謝を促進してくれます。
カプサイシンという辛み成分は体脂肪を分解、エネルギーに変えてくれます。
大量にとりすぎると、胃粘膜を痛めてしまうので注意が必要です。

おススメは、料理の仕上げに七味唐辛子をひとふりする方法。
味噌汁やスープ、麺類など、色々な料理に応用可能です。

2.しょうが

しょうがは、体を温め、熱を追い出す発散作用があります。
「百邪を防ぐ」とも言われ、細菌やウイルスを撃退する効果も有名です。
漢方薬の葛根湯の生薬にも使われているそうです。

しょうがは、普段から使う機会が多い食材だと思います。
スープや味噌汁などの温かい汁物に加えると、体がぽかぽかするので寒い季節には特におススメです。

3.にんにく

にんにくは、胃を温める作用が強く、胃腸のはたらきを活性化してくれます。
滋養強壮効果が高く、体力がないときや風邪症状が長引いているときにもおススメです。
冷えによる食欲不振や下痢などにも良い食材です。

炒め物やスープなど、幅広く使えるにんにく。
元気を出したいときにはぜひ、積極的に使ってみてください。

ちょい足し薬膳で温活

今回ご紹介した、唐辛子、しょうが、にんにくは、いずれも体を温めてくれる食材です。
ちょっとプラスするだけで、いつもの料理が温活を助けてくれるメニューに変身します。
とってもカンタンですので、ぜひお試ししてみてください。

◆この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライターTokie
NICU看護師として2年勤務後、保健師として地域や病院で12年勤務。赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる世代の健康を支援する現役保健師。
「健康や美容に良い食事・ライフスタイル」への関心から、薬膳スープインストラクターの資格を取得。学びや実践例についてInstagramで発信中。
小3、小5の母。

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