〇〇してもらうだけ!家計管理に関心がない夫の「意識改革」に成功した方法
保健師&薬膳スープインストラクターで、サンキュ!STYLEライターのTokieです。
我が家の家計は、私が一人で管理しています。
一方で夫は、我が家の家計がどうなっているのか、赤字なのか黒字なのか、貯蓄はいくらあるのか把握していない状況でした。
しかし、何気なく夫に頼んだ「あること」をきっかけに、夫が家計管理に興味を持ち節約を意識してくれるようになりました。今回は、そのエピソードをご紹介したいと思います。
家計簿締め作業の「電卓担当」に任命
私は「手書き家計簿」派です。アプリやエクセルよりも、手で書いて計算するほうが自分にとってはわかりやすいからです。
月末になると、ひと月で使った金額を電卓で計算するのがルーティンです。数字を目で追って電卓をたたく作業は、めんどくさがりの私にとっては億劫な時間です。
そこで目についたのが、家計簿をつける私の近くでゴロゴロしている夫の姿です。
「私が数字を読み上げるから、電卓たたいてくれる?足し算するだけで良いから!」と夫に頼むと快諾してくれたので、夫婦二人で家計簿の締め作業を行うことにしました。
数字を読み上げていくと、
「え?結構お金使っているね!」
「え?こんなに・・・何買ったっけ?」
電卓をたたいてもらうだけのつもりでしたが、夫が家計をふりかえる機会になったようです。
月イチの定例家計会議
こうして、家計簿の締め作業を一緒に行なうことで、夫もお金の流れを数字で把握できるようになりました。
そして、その数字が「必要な出費だったのか」「無駄遣いだったのか」について夫婦で考えることができるようになりました。
家計管理は一人で頑張ってもうまくいきません。
夫婦で一緒にふりかえり、考えることで、徐々に家計がうまくまわるようになりました。
夫の意識が変化した
今まで家計管理に関心が薄かった夫ですが、電卓担当になってからは、次のようなことを意識してくれるようになりました。
・1回の買い物は「安い」と感じても、ちょこちょこ買うことで結果的に大きな額になる
・1年のなかで特別出費のタイミングが複数ある(税金、保険、車検等)
「電卓をたたく」作業をとおして、夫の節約意識を高めることができたのは、偶然の産物でしたがとても良い機会だったと思います。
今後も夫婦で家計管理を続け、貯蓄スピードを加速していきたいと思います。
◆この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライターTokie
NICU看護師として2年勤務後、保健師として地域や病院で12年勤務。赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる世代の健康を支援する現役保健師。
「健康や美容に良い食事・ライフスタイル」への関心から、薬膳スープインストラクターの資格を取得。学びや実践例についてInstagramで発信中。
小3、小5の母。