【正直めちゃくちゃ疲れます】人の話しを"聴く"ということ
現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するYOuです。
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の国家資格を持っています。
毎日、病院で様々は不安や困りごとを抱えた患者さん、家族からの相談を承っています。
今回は【正直めちゃくちゃ疲れます】人の話しを"聴く"ということについてお話しさせていただきます。
聞くと聴くの違い
日本国語大辞典(小学館)では、下記のように記しています。
聞…音を耳で感じ取る。自然に耳に入ってくる。聞いて知る。
聴…聞こうとして聞く。注意してよく聞く。
こうやってみると、聞くと聴くの違いと、改めて日本語の難しさを感じます。
わたしの仕事は"聴く"ことです
タイトル通りですが、医療ソーシャルワーカーの仕事は"聴く"ことです。
これはただ耳を傾けて話しを聴くだけではなく、全身を使って聴いています。
全身を使って聴くってなに?と思われる方も多いと思いますが、相手に身体を向けること、相手との距離感、座る位置、声のトーン大きさ、顔の表情など、すべて考えながら対応しています
正直、めちゃくちゃ疲れます
相談内容としても、病気やお金のこと、これからの生活など、とてもプライベートに関わるもの。
そして話しを聴きつつ内容を整理して、その困っていることに対しての解決策も同時に考えて提示していきます。
わたしは自分自身が仕事道具だと思っており、この一連の相談業務が終わると、正直、疲労困憊です。
"聴く"ことで手を差し伸べられる
それでもわたしがこの仕事を続けられる理由は、聴くことで困っている人に手を差し伸べることができる、これに尽きます。
わたしは医師のように病気を治したり、看護師のように医療処置や看護を行うことはできません。
しかし、自分自身を使って相手の話しを聴き、困っていることに対して手を差し伸べ、一緒に解決していくことができます。
いつでも"聴く"ので、話しにきてください
病気や怪我が生じたとき、身体だけではなく心も、そして生活と、たくさんの不安が付き纏います。
いつでも"聴く"ことで手を差し伸べることができるので、困ったときは是非とも、わたしのような医療ソーシャルワーカーに話しにきてくださいね。
この記事を書いたのは・・YOu
現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するフルタイムワーママ。4歳と2歳の子育て中。
延べ1,000人以上の医療福祉相談実績あり。
医療や介護に加え、マイホーム購入や時短からフルタイムへ転職、日々の節約や作り置きなど、幅広く情報発信しています☺︎