なかったことに「児童手当に頼らない生活」

2023/06/30
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こんにちは!STYLEライターのHanamizukiです。
今月は夏の賞与に、児童手当と通常給与で収入面ではとても大きな額となりました。
今回は児童手当について考えてみます。

児童手当のそれ

児童手当の制度は1972年1月から始まりました。
当初は第3子以降を対象に月3,000円の支給でした。
今では貰えて当然と思いがちですが、第1子5,000円、第2子5,000円、第3子〜10,000円と、ここまで引き上げられたのは平成に入ってからです。

児童手当の所得制限は扶養する人数によって違います。
夫婦どちらか高い方の所得によって判定され、扶養する人数が
0人の場合、約620万(年収)
1人の場合、660万
2人の場合、700万
3人の場合、735万

専業主婦、子ども2人(4歳、1歳)の家庭を例にすると、年収960万未満で月25,000円(10,000円+15,000円)となります。

(余談ですが、最近高校生(16〜18歳)の扶養控除の見直し(取消)の代わりに、児童手当給付検討など、ニュースになっていますが、現段階では、16歳未満は扶養控除の対象外ですので、夫婦共に高所得の世帯は「児童手当なし、扶養控除もなし」で、かなりの税金負担になっているはずです。)


貯めどきっていつ?

よく“子どもが小さい時が貯めどき”なんて言いますが、第1子となれば、もちろん子育ての道具を揃えなければいけないので、色々出費があるなと常日頃思っています。

我が家の場合、まだ自宅保育ですのでそこまでの負担はないかもしれませんが、おもちゃや絵本だってゼロというわけにはいきません。
保育園や幼稚園に通うと園服や昼寝用布団や、大量の着替えなどまた揃えるものも増えてきますよね。

田植えや芋掘りが身近の田舎ではまだそこまで差は感じませんが、体験学習(キャンプや旅行や農業体験など)も収入格差、そこからの教育格差に繋がるというような記事を見ると、結局いくら貯めても足りない気もしてきます。

普通とはいったい

我が家は小学校卒業までに1000万円の教育資金を目標にしています。(届くかどうかは分かりませんが、目標があると頑張ろうと思えます。)
児童手当を無いものとして生活しているので、1歳娘の貯金は今月で63万円ほどになりました。

教育資金は、いざ教科書がいる、試験だ、特別講習だなんだってすぐに必要になると思うので、今のところ現金で貯蓄する予定です。
今年下期からは教育資金と住宅ローンの繰上げ返済にフルベットの予感がします。

私が学生の時は記憶にある限り、塾に行ってるという子は本当に少なかったと思います。でも今は行っているのが普通、携帯も持ってて普通、なんでもかんでも普通のハードルがすごく高いなと感じます。
それでも不自由なくさせてあげたいという親心もあります。

国の制度も結局は何十年かで変わることが多いので、いつまで児童手当が続くかもわかりません。今の児童手当はないものとしてしっかり貯めて、日々コツコツと身の丈生活を心がけようと思います。


○この記事を書いたのは・・・Hanamizuki
無駄をなくして時間もお金も節約!家計管理を1人でこなし、食費は月に2万円。スッキリ気持ちの良い暮らしを心がけています。

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