時間がない!と言いたくなるときほど「自分の予定」を諦めないで
ママのモヤっとを時短!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
連休が続くと、子どもの相手に仕事に家事にと大忙しのママも多いのではないでしょうか。やるべきことに追われる日々はどうしても「時間がない!」の思考になりがちです。
そんなモヤっとを感じるママに、今回は「忙しくても自分の予定をねじ込んで正解だった!」と感じた私のエピソードを紹介します。
突然の友人からのお誘い!断る?
学生時代に仲が良かった友人から突然昼過ぎに連絡が来ました。東京に住んでいる友人が地元に戻っているということで「今から会えない?」というお誘いでした。
以前は最低でも年1回必ず会っていたのですが、コロナになってからは会っていなかったので少なくとも3年は会っていません。急な誘いは仲の良いメンバーだからこそですが、戸惑いもあります。
私もすごく会いたい!と思う気持ちはあるものの、残念ながら子どもは保育園、私も仕事。今からは無理だと断ると「じゃあ今日の夜は?」と再びお誘いが。
しかし、夜もワンオペ育児の予定でしたし、明日も保育園。何より義母も同居しているのでそれは無理だな・・・と諦めかけたのですが、私の中でふと「これでいいの?」と疑問が湧いたのです。
「時間がない!」でも「できる方法」もある
時間がないことを理由にするとしても、本当に優先順位が低くてやらないことを選択をするのと、自分にとっての優先順位が高いことを諦めるのは全く違います。
友人と会うことを一度は諦めかけた私ですが、自分にとって優先順位が高いことなら「できる方法」を探そうと思い直したのです。
もちろん予定が詰まっている中で新たな予定を組み込むのは容易ではありません。メンタル的なハードルが高い義母への夕食の相談、子どもを小1時間見てくれるように実家へのお願いが必要で、人に迷惑をかけたくない気持ちとの葛藤があります。
また、子どものタイムスケジュールへの配慮や一緒にいる時間を削ることのフォローアップも考えます。やることは確かに増えるので大変なのですが「やりたいことを諦める」は心を削ぐことになりますから、その大変さよりもリスキーだと感じます。
結果、なんとか時間をつくることができ、久しぶりに友人たちと再会。私が参加できたのは1時間ほどでしたが、会って良かった!と心から思えました。
友人からもらったママに教えたい「金言」
普段、やるべきことに追われる毎日も楽しく過ごしているものの、久しぶりに大笑いしたなと感じましたし、何かと1人で解決できるタイプの人間ですが、友人からもらった言葉が刺さりました。
それは私が「同じくらいの子連れ家族が静かに外食できてるのを見るとちょっと羨ましいよね」と冗談半分で言ったとき、友人がくれた言葉でした。
「それはね、そう見えてるだけ。実際は違ってて、みんな一緒なんだって思うようにしてる。子どもに怒らないで接してるママを見たときも、ああなりたいなーって落ち込むときもあるけど、本当はあのママも家では同じように怒ってるんだって思うようにしてる」と。これ、金言じゃないですか?
久しぶりにあった友人も、ママとして色々な葛藤をしながらその考えに辿り着いたのだと思うと、子育ての戦友がいるような気持ちにもなれて嬉しく感じました。
最後に
「時間がない!」と言いたくなるときほど、ママ自身が余裕を求めている可能性があります。
そんなときほど「自分の予定」を諦めずに、家族やサポートサービスに甘えて時間をつくってみてください。そのほうが心がリフレッシュできて結果「時短」につながるかもしれませんよ。
◆この記事を書いたのは・・・
サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母のお世話もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。