30代の私、子どもが産まれてから「ママ終活」を始めました
ママがモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
ママの時短というと、日々の子育て・家事の時短をイメージする人は多いかもしれませんが、私が特に大事だなと感じているのは人生という長期目線での時短です。
ママが必死な毎日を送った結果、「こんなはずじゃなかった!」と子どもが巣立つ20年後に後悔しないためにおすすめしたいのが「ママ終活」。
「終活ライフコーディネーター」の資格を持つ私が30代、子どもが産まれてから始めた「ママ終活」を紹介します。
私が30代なのに終活を始めた理由
そもそも「終活」というと、「人生の終わりに向けた活動」の略語。
ママになって始めるにはネガティブすぎると思われるかもしれませんが、死後の準備はもちろんですが、これからをより良く生きるために一旦整理する意味があるんです。
終活は高齢者がやることでしょう?老後の準備でしょう?と思った人も、母親である自分に何かあったときのことを想像してみてください。
私は自分に何かあったとき「子どものことがとにかく不安」「どれだけの準備をしても後悔しそうだ」と感じました。
だからこそ、私自身が後悔しない人生を送ることを目指すためのキッカケとして始めたのが「ママ終活」でした。
ママが終活するメリットは大きい
「ママ終活」を始めてみたらたくさんのメリットに気づきました。
1.もしもの時に子どもが困らない
母親にとって一番の心配は子どものこと。正直、どれだけ準備しても足りないですし、子どものことを後悔しないことは不可能だと思います。
お金を残すことももちろん大事ですが、お金以外にも子どもに関わる引き継ぎは重要です。
子どもが小さいなら特に「もしもの時の子どものための準備」にやりすぎはないと考えています。
2.ママの今後の人生を考えるキッカケになる
子どもを産む前と後で大きく変わるママの人生。劇的変化の連続なのに「やらなければいけないこと」が一気に押し寄せてきて、自分の人生は後回しなりがちですよね。
これだけ大きく変化するわけですから、ママの人生を一度は整理しないと将来的な不安が解消しにくいはず。
自分がどう生きたいか、どうなっていたいかから逆算して、今の在り方が正しいかを考えるのに終活は良い手段です。
3.自分だけで抱える情報を減らせる
1人で抱えるものが多ければ多いほど、孤独を感じたりストレスも溜まります。
終活は誰かと共有すること。ママ終活は「もしも」の備えだけじゃなく、ワンオペ育児を軽減するツールにもなると感じています。
4.ママが抱える悩みを整理できる
一般的な終活でもやることは「暮らしの現状把握」「自分の身やいや希望を整理して準備すること」「それらをシェアできる状態にすること」の3つです。
この3つを順を追って少しづつ整理すれば、ママが抱える漠然とした悩みや不安も整理されたクリアになります。
5.高齢になってから終活しなくていい
自分やパートナーの死が間近に迫る前に、体力や精神力が衰えてから終活について考えるのは、直視したくない現実と向き合う必要が出てくるため、非常にハードな作業です。
実際私からすればもう70代という年齢にも関わらず実父母は死はまだ先のことと考えていますし、同居する85歳の義母はまだ認知症ではないものの考える力が衰えてしまい終活を自分ですることはできません。
子どもである私は終活を始めると宣言すること、その勉強に一緒に終活をやらせて欲しいとお願いすることで今は一緒に終活してくれるようになりましたから、親の老後が心配な人にも、まずは自分が始めてみるはおすすめです。
未来に待ち受けるモヤっと悩む時間を減らそう
私たち子育て世代は、高齢化する日本では少数派。働き手としての活躍も求められるし、高齢者を支えることも、子どもを育てることもしなくてはならず、役割過多でモヤっとするような悩みも多いですよね。
だからこそ、家族や世間から求められることだけをこなすのではなく、自分が納得する人生が歩めるように「ママ終活」を通して自分の人生と向き合い、未来に待ち受けるモヤっと悩む時間を少しでも短縮できればと思っています。
「ママ終活」は私が勝手につけた名前ですが、ポジティブに生きるための「ママ終活」の具体的なアイデアは、また少しづつ執筆していければと思いますので、将来を考えてモヤっとしたら一緒に終活を始めてみませんか?
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母のお世話もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。