「家族で1人だけ減塩はムリ?」少しの工夫でかんたん!減塩アイデア3選

2024/05/30
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ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

暑くなってくると「汗もかくし塩分は多めに取らなきゃ!」と思っていませんか?

確かに大量の汗をかいたときは、意識的に塩分を摂取する必要がありますが、厚生労働省の「令和元年国民健康・栄養調査報告」によると、日本人の塩分摂取量は平均で10.1g。日本で推奨される1日の塩分摂取量は男性で7.5g、女性で6.5g未満となっていますから、夏でも減塩は必要なんです。

とはいえ、家族が濃い味を好んでいて健康上の問題もない場合、一緒に減塩生活を始めるのは難しく、1人だけ別の食事を用意するのは大変ですよね。

そこで今回は、減塩生活を始めて約半年の私が、家族の食事を変えなくても「1日の塩分摂取量を約10gから約5g」に半減できた「かんたん減塩アイデア」を3つ紹介します。

減塩の工夫(1):味が濃いものは「洗う」

まず1つ目の減塩アイデアは、水で洗うこと。キムチや味の濃いお惣菜を食べる時には、自分の分だけサッと水で洗うことで周りについた汁を取り除き、塩分を減らせます。

キムチを水で軽くすすぐだけで塩分をかなり減らせます。最初は「味がなくなってしまうかな?」と思いましたが、キムチらしい美味しさを残したままで、辛いものが苦手な私としては洗ったときの味のほうが好きだったほど。

ひじきや切り干し大根などの煮物も水で洗うだけなら、自分の分だけの減塩がしやすいですよ。

減塩の工夫(2):肉&野菜の料理は「味付けはお肉だけ」

2つ目の減塩アイデアは、お肉だけに味をつけること。例えば、肉野菜炒めなら、お肉だけに味をつけて、野菜には味をつけないという方法で減塩できます。

具体的には、野菜やお肉を炒めているときに、味付けの前段階で自分が食べる野菜を取り出し、あとはいつもの味で全体を味付けして、最後に味のついたお肉だけを自分の皿に追加します。

こうすれば家族はいつも通りの味を楽しめますし、減塩している私自身も、お肉には味がしっかりしているので満足度が下がらずに済みました。

同じ要領で「すき焼き」も味をつけるのはお肉だけ。減塩する以前も、すき焼きの味が途中から濃くて困っていたのでお肉だけに濃い味をつけるのはおすすめの方法です。

減塩の工夫(3):ただ塩分を取らない!「栄養価プラス」で一石二鳥に

3つ目の減塩アイデアは、栄養価の高いもので味を足すこと。例えば、卵かけご飯であれば、醤油をかける代わりに塩昆布や醤油麹を使うようにしています。

塩昆布はミネラルや食物繊維が豊富で、栄養価が高いので、どうせ同じ量の塩分を取るなら栄養価の高いものを優先したほうが健康的で一石二鳥です。

麹(こうじ)も発酵食品ということで栄養価が高く、塩味を足す時におすすめですよ。

最後に

産後から血圧が少し高い状態が続き、腎臓の炎症が見つかったことで減塩生活を始めた私ですが、無理なく減塩できたおかげで、1日の塩分摂取量も5g以下になって血圧も下がって健康を取り戻しました。

減塩生活というと、病院食のような薄味を想像していましたが、全ての料理を薄味にする必要はなく、濃いもの食べる時は食べても、味のメリハリをつけて調整すれば無理なく健康を守れるのだとわかりました。

今回紹介した方法なら1人だけでも負担を増やすことなく減塩生活できますから、「そろそろ健康を考えて減塩したいのに……」と思いつつも、家族の味の好みを気にして始められずにモヤっとしているなら、ぜひ、試してみてくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。

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