【おうちルール】夫婦喧嘩を早く終わらせるための3つの決めごと
ママのモヤっとを「時短」!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
「夫婦喧嘩」がストレス発散になる人もいるようですが、「夫婦喧嘩」をすると時間もメンタルも消費してしまい良いことなしでモヤっとする!という人も少なくないはず。
そこで今回はわが家で夫婦喧嘩を終わらせるために決めている3つのルールを紹介します。
【ルール1】食事前と寝る前に喧嘩を終わらせる
夫との結婚前の同棲期間を含めると約10年暮らしを共にしていますが、丸1日喧嘩していたことは私の記憶上ありません。私が絶対に譲れないルールとして、「食事前」と「就寝前」に喧嘩を終わらせることをお願いしていたからです。
食事中まで喧嘩状態だと、眉間に皺を寄せている人と食事をしても、せっかく作った食事が台無し。美味しいものを作ったのに!と余計な怒りの種を増やすことになるので食事中、喧嘩はしたくありません。
寝る前の喧嘩は、次の日が仕事なら朝仲直りのための話をするような時間が取れることは少なく、そのままお互いに外出することになります。「笑顔でいってらっしゃい」ができなかった時に、不測の事態が起きて帰らぬ人となったとしたら絶対に後悔するからです。
そもそも喧嘩には必ず終わりがあります。終わらせるキッカケを失ってしまうことが喧嘩が長引く原因の1つですから、3度の食事と就寝で喧嘩を終わらせることをルール化しておけば、1日に4回も仲直りのチャンスがあので、モヤモヤした気持ちを長引かせずに済みます。
【ルール2】「どちらが悪い」を結論として求めない
私の経験上、夫婦喧嘩は100%どちらが悪いと決めることができないもののほうが多く「自分のほうが悪くない!」と感じてしまうと「なぜ私から謝らなきゃいけないの?」と喧嘩を終わらせにくくなります。
そんな時におすすめなのが自動車事故の過失割合と同じく、「夫婦喧嘩の過失割合」を決めること。喧嘩が終わらない原因は、お互いが認識している「喧嘩の過失割合が一致しない」からということも多いので、言語化が得意じゃない人でもこれならお互いの認識のズレがどのくらいあるかがすぐに分かります。
また、内容によってはそもそもどちらにも過失はなく、考え方の違いというだけの場合もあるので「お互いに過失なし」ということに早めに気づくこともできます。
大したことない喧嘩の場合は、事故交渉のように「これは3対7だよ」「いや4対6で」と話していくと笑い話になることも。自分が悪くても素直に謝ることも喧嘩モードを終わらせることができないタイプの夫も私が「ちょっと10%は譲るから90%分謝ってもらっていい?」と話しかけると謝りやすいので喧嘩が終わりやすくなります。
【ルール3】喧嘩の最後は必ず笑うこと
これは冗談ではないのですが、わが家では喧嘩をしたら必ず最後に外国人のラッパーがやるような「ハンドシェイク」をやって最後ににっこり笑うというルールがあります。夫婦喧嘩でもやりますし、子ども同士が喧嘩したときも、わが家オリジナルの「ハンドシェイク」をするように教えています。
人は怒った顔をしていると、なかなか怒りの感情をなくすことができません。「じゃあ喧嘩は終わりね」と仲直りしても直後から切り替えるのは難しく、終わったはずの喧嘩をぶり返してしまったりすることも。
こうしたズルズルと喧嘩が続くのを防止するのが「ハンドシェイク」と「笑顔」。行動に感情はつられやすいので、まだモヤっとしていても、やってみると怒りを手放しやすくなります。「ハンドシェイク」でなくても良いのですが、できれば怒ってるのがバカらしくなるようなくだらないものがおすすめです。
最後に
前向きなディスカッションを始めたのに夫婦喧嘩に発展してしまうこともありますから、夫婦喧嘩をなくすことは困難ですが、早めに不毛な争いを終わらせることは可能です。
わが家の夫は感情的になりやすく怒りのスイッチも入りやすい人なので喧嘩になることが多々ありましたが、こうした試行錯誤の末、喧嘩は随分と減りました。(血の気は多いですが良い人です)
夫婦喧嘩でモヤっとすることが多い人は試してみてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母のお世話もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。