今話題の「高栄養」なイマドキの食品や飲料ってどうなの?

2024/07/19
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ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

最近ではお手軽な栄養補給ができる「高栄養」の食品や飲料がコンビニなどでも買えるようになりましたが、サプリメントの健康問題などを目にすると「本当に身体に良いのかな」とモヤっとしている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、イマドキの便利「高栄養食品」の良さや注意点、そして私がどのように活用しているかをご紹介します。

今は手早く栄養補給ができる食品や飲料が豊富!

最近では「完全栄養食」というカテゴリも登場し、1食で必要な栄養素をバランスよく補給できるなど、栄養価の高い食品が人気ですよね。例えば、「BASE FOOD」のような固形の食品もあれば、プロテインドリンクにはタンパク質以外にもコラーゲンやビタミン、ミネラルとさまざまな栄養素が含まれたものも増えてきました。

これらの飲料や食品は、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを効率的に摂取でき、食事に時間が取れない人でも栄養バランスを簡単に整える手助けとなるので、特に、朝食や昼食を手軽に済ませたい人におすすめです。さらに、食事の準備時間を短縮できるので、子育てや仕事に忙しいママたちにもピッタリです。

手早く栄養補給の注意点やデメリット

しかし、実際に高栄養食品をいくつも試してみて気がついたのは、お手軽だからこそ摂取の仕方には注意が必要だということです。

例えば、プロテインのような液体での栄養補給は、固形物に比べて吸収が速いため、体が一度に多量の栄養を処理しきれない場合があったり、内臓に負担がかかると言われています。空腹時にはまず軽く何かを食べてから、プロテインシェイクなどの高栄養飲料を摂るなど対策を取るのがおすすめです。

また、高栄養だからと毎食食べていると栄養の過剰摂取が起こることにも注意が必要です。例えば、プロテインの種類によっては1日に2回摂取すると、他の食事とのバランスで過剰摂取になってしまう栄養素が一部あることも。これは高栄養食品に限った話ではなく、野菜や肉・魚といった食品から栄養を摂っていても同じ。健康に良いと言っても、過剰摂取すれば害となり本末転倒ですから注意が必要です。

さらに、栄養バランスを考えずにこれらの食品だけに頼ると、特定の栄養素が不足する可能性もありますから、完全栄養食や高栄養と言われる食品を食べていても、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

時短研究家ママの私はこう使う!

私自身もこれらの高栄養な食品や飲料をよく活用しますが、基本的には「欠ける栄養を補いたいとき」や「時間がないとき」、「ピンチのとき」に使うことにしています。

例えば、朝食はしっかり栄養を取りたいものの、準備は時短で行いたいため、完全栄養食のパンとして有名な「BASE FOOD」や、プロテインやオートミールが配合されていてレンジで簡単に作れる「プロテインマグケーキ」を活用します。

また、普通に食事してもタンパク質が不足しているときには、プロテインを足したり、小腹が空いた時には高タンパク質のヨーグルトや食物繊維を多く含む炭酸水を飲むことで、普段の間食は栄養をプラスすることを意識しています。

他にも旅行など食事が不規則になりがちな場合には、合間にプロテインバーを間食として食べることも。子どもに合わせると食事が不規則になって、結果、食事のタイミングで空腹すぎてドカ食い、早食いになってしまうということを防げるのでおすすめですよ。

最後に

いかがでしたか?イマドキの便利な「高栄養食品」は、取り入れ方には注意が必要ですが、子育てや仕事で忙しい私たちにピッタリの栄養補給アイテムです。漠然とした不安で使うのをやめようと思う人もいるかもしれませんが、高栄養食品に限らず、今の食事で本当に自分の身体や活動量に見合った栄養が取り込めているかは一度チェックしてみるのがおすすめです。

私の場合は食生活記録・改善アプリ「あすけん」を活用しましたが、三大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物のPFCバランスを中心に自分の身体に必要な栄養を理解すると、今回紹介したような高栄養食品も活用して「時短でモヤっとしない食事管理」ができますよ。忙しい日々でも、うまく栄養を取り入れて、元気に過ごしましょうね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。

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