【時短だけじゃない!】時短研究家ママがネットスーパーを使う理由

2023/10/28
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

ネットで買い物というと時短でお手軽という面がフォーカスされやすいですが、時短研究家ママと称する私がネットスーパーを利用するのは単なる時間の短縮だけが理由ではありません。

もう1つの理由は、子育ての中で私が特に大切だと感じている「子どもの自己肯定感を下げないため」です。

私がネットスーパーを利用する理由は2つ

なぜリアル店舗で買い物をしないことが「子どもの自己肯定感を下げないこと」につながるかというと、リアル店舗に子どもを連れて買い物に行くと、現状ではどうしても子どもに対して注意する回数が増えてしまうからです。

もちろん「買い物へ行くこと」や「子どもに対する注意」が直接的に自己肯定感を下げる原因とは考えていません。

ただ、自己肯定感を下げないために「避けるべき言葉」を言ってしまいがちなのが「子連れ買い物」だと私は思っています。

買い物で言いがちな「子どもの自己肯定感を下げる」NGワード

買い物をしていると、子どもがまだ小さいとしても、他の買い物客やお店に対して迷惑となるようなマナー違反があれば注意したり、家庭の方針やスケジュールによって「これは買わないよ」や「もう遅くなっちゃうから早く!」と子どもの行動を否定せざるを得ないシーンは多々ありますよね。

多すぎる注意も自己肯定感を下げる心配の種ですが、私がもっと心配なのはこの流れです。

他者に迷惑をかける状況で、子どもに素早く言うことを聞いてもらおうと「好きなお菓子を1個買ってもいいから〇〇して」と物で釣る。さらに、いざお菓子売り場で子どもが選んだお菓子が高いものだと「これは高いからダメ」と言ってしまう。私自身、言った経験があります。

「〇〇したら〇〇する」という交換条件は、子どもが同じことを言うようになりますし、「買って良いと言ったのにダメ」という矛盾したメッセージは子どもの混乱になる上、こうしたコミュニケーションを積み重ねると、結果として子どもが「自分の選択が良くないんだ」と自己肯定感を下げてしまうのです。

子どもとの時間は「否定」よりも「肯定」を多くしたい

こうした避けるべきコミュニケーションをしないことが一番ですが、スーパーはお菓子やおもちゃなどの誘惑が多く、子どもが自制しにくい環境な上、他者にも迷惑をかけてしまう可能性があるので、親としては時間にも心にも余裕がないと避けるべきコミュニケーションの手段を選択しやすい状況です。

それなら、注意が増えがちなワンオペ子連れでのリアル店舗へ買い物はできるだけ避けて、少々コスパが悪くてもネットスーパーを中心に買い物しよう!と考えました。

もちろん、買い物を通してマナーを学んだり、「がまんする力」を養うことはできますが、買い物に行かずとも、保育園でも集団生活の中で必要なマナーやルールを教えてもらい、家にいてもマナーの面では日常生活の中で「これはこうだよ」と注意することがあるので、一緒に過ごせる少ない時間の中では「よくできたね!」「楽しいね!」と肯定的な声がけができる状況を作りたいと思っています。

子連れ買い物するときのルールは?

今も子どもと買い物に行く機会はありますが、短時間で済む買い物以外は、子どもに対する注意を減らせる状況を作れる時だけに限定し、次のような状況を避けています。

・誘惑が多いショッピングモール
・陳列棚の幅が狭いお店
・混雑しやすい時間帯
・子どもが空腹、眠たいとき
・自分の機嫌が良くないとき

注意しなくていいと親もストレスがないので快適です。

買い物の選択肢は、時短やコスパという側面だけで判断しがちですが、子どもの成長度合いや、子どもと親が何にストレスを感じるかなど「モヤっとすること」にフォーカスすると良い手段が見つかるかもしれません。

買い物がストレスになっているときは見直してみてくださいね。

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
2歳4歳のやんちゃ男子を育てるワーママ。義母と同居中|ママのモヤっとする日常を「おうちルール」と「イマドキの便利活用」で暮らし効率化するアイデアを提案。|FP2級&終活ライフコーディネーター。

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