「張り切るパパこそ気をつけて!」熱中症の要注意ポイントと対策
ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
ワンオペ育児などで育児負担が母親に多い場合、普段は仕事で忙しいパパが、たまにしか子どもと過ごせないからこそ張り切って遊んでくれることは嬉しいことですよね。
しかし、ママにとっては当たり前の子どもの体調管理も、パパが気付かず子どもの不調を見逃してしまうことも。張り切るパパこそ、暑い季節には注意が必要なのです。
そこで、今回は子どもの熱中症を防ぐためにパパと共有しておきたい「熱中症の注意ポイント」をわが家でヒヤリとしたエピソードとともに紹介します。
要注意ポイント(1): 汗をかいていないから大丈夫?
「子どもが汗をかいてないときは大丈夫」と考えていた夫。子どもの顔を見ると真っ赤になっていてヒヤリとしたことがありました。
子どもは大人に比べて汗腺が未発達で、新陳代謝が活発なため体温が高くなりやすいため、汗をかいていないからといって熱がこもっていないわけではありません。
実は、大人よりも地面に近い子どもたちは、地面からの照り返しを強く受け、感じる温度も高め。
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一緒に歩いていたとしても、大人と子どもでは体感温度が違うこと、顔が赤いなどの火照りがないかをよくチェックすることをパパとも共有しましょう。
要注意ポイント(2): 喉が渇いたと言わないから水分補給は不要?
暑い日に子どもと夫が外遊びから帰宅すると水筒がほぼ満タンに近い状態。理由を夫に尋ねると「喉が渇いたって言わなかったから」と、少ししかお茶を飲んでいなかったことがあり、ヒヤリとしました。
子どもだけでなく大人も同じですが、喉が渇いたと感じるときには、すでに脱水状態になっていることが多いと言われています。
真夏の外遊びでは、10〜20分おきに小まめに休憩と水分をとらせることが重要ですね。
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水分補給は、子どもから言われるのを待たずにこまめ補給すること、30℃を超えるような日は激しく運動しないことをパパと共有しましょう。
要注意ポイント(3):暑いから部屋をしっかり冷やす?
私が少し外出して帰宅した真夏のある日。帰宅すると部屋の中がキンキンに冷えています。子どもと留守番していた夫に確認すると「子どもが遊んで暑いと言ったから」でした。
室内外の温度差が大きすぎると、体が急な温度変化に対応しきれず、熱中症のリスクが増す可能性があります。
この情報をパパと共有!
夏のエアコンの温度設定は、「外の気温との差は5℃以内」を目安にすると良いとされていることを共有しておきましょう!
熱中症予防ポーチを作ろう
熱中症対策として、わが家では「保冷剤・ハンドタオル・ゼリー(平らなもの)」をポーチに入れて熱中症対策ポーチをつくています。
このポーチ1つがあれば、冷たいタオルで汗を拭いたり、暑くなり過ぎたときには保冷剤を首や脇に当てるなど熱中症の応急処置もできます。ゼリーは凍らせておくことで保冷効果もあり、おやつにもなりますからオススメですよ。
情報共有をするだけで夫婦間でのモヤっとするトラブルやすれ違いを減らせますから、ぜひパパと共有してくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。