【子どもの動画】視力・姿勢・睡眠への影響を減らすためのおうちルール3つ
ママがモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
子どもの動画論争は度々話題になりますが、よく出てくる懸念の1つが睡眠や視力、姿勢といった身体への影響。
イマドキの便利を活用する機会が多いわが家で決めている動画を見るときのおうちルールを3つ紹介します。
【おうちルール1】動画は大きな画面で見せる
動画を比較的自由に見られるようにしているわが家ですが、最初からスマホでは見せないことをルールとして決めていました。
スマホの小さな画面で動画を見ようとすると、大人でもそうですが画面に顔が近づいてしまい、視力や姿勢の面で心配だったからです。
おすすめなのはテレビで動画を見られるようにすること。今は機能として動画が見られるテレビが多いですが、そういった機能がないテレビでもFireTVスティック等を後付けすることでテレビで動画が見られるようになります。
テレビの大きな画面なら家事をしながらでも子どもの反応や見ている動画や広告をチェックしやすいですし、スマホと違い子どもの元へ寄らずともキッチンからリモコン操作できるので便利ですよ。
【おうちルール2】タブレットで見るときは必ずテーブルで
子どもが二人なので、テレビだけだと見たいものが違いケンカになることもあるので、そんなときはiPad等のタブレット端末で動画を見せています。
タブレット端末で動画を見るときのルールとしては、わが家の場合は必ずダイニングで椅子に座り、テーブルにタブレットを置いて動画を見ること。
ソファで座ったままだったり、タブレットを手持ちしていると前のめりになりやすく、顔も画面に近づけがちなので要注意です。
【おうちルール3】できる限り子どものタイミングで区切る
見ている途中で突然時間だからとプツンと動画を消されたら大人でも嫌なので、わが家では動画は時間ではなく1本見終わるか、ストーリーの切れ目で区切るのを基本にしています。
ただ、夜は特に睡眠の影響がないように早めの時間に動画を切り上げたいので、就寝の約1時間前にはアレクサを使って「そろそろ寝る準備をしましょう」とテレビの電源がOFFになり、タブレットも制限がかかるように設定しています。
このときの子どもがまだ見たい!という場合は、キリの良いところまで見せ、微妙な長さのときは視聴速度を1.25倍にするなど早めるなど工夫しています。完全に時間で区切って「もうおしまい!」というよりも癇癪を起こす率はグッと下がります。
睡眠に影響しない設定を
また睡眠への影響を減らすためにテレビやタブレットの設定も工夫が必要です。例えば、iPadなどのiOSの場合、「Night Shift」という設定で時間指定でブルーライトカットのモードに切り替えることができます。また、時間については「スクリーンタイム」で休止時間を設定できるので、ぜひ設定してくださいね。
テレビも「ナイトモード」の設定がなくとも、「色温度」などで青白い明るめの色から暖色系の優しい色味にカラー調整しておくのがおすすめですよ。
最後に
身体的な影響以外においても「動画は良くない!」という意見も多々ありますが、動画そのものは単なる1つのツールにすぎません。
「interesting」という知的な面白さと、「funny」というコメディや冗談の面白さ。その両方に簡単にアクセスできるツールであることは間違いなく、使い方次第です。
動画を見せる時に「手が空かないからとその間に」といった親の事情が確かにあるかもしれませんが、デジタルネイティブな子ども世代が、遅かれ早かれ向き合うべき課題でもありますから、そこでモヤっとした想いを抱えるよりは、子どもの成長を妨げることなく、学びや息抜きの助けとなるポジティブな使い方ができるよう探っていきたいですね。
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
主に「おうちルール」と「イマドキの便利活用」で暮らし効率化するアイデアを提案しています。|2歳4歳のやんちゃ男子の二児の母。9割ワンオペで家事・育児をしながら同居する義母のお世話も。|FP2級&終活ライフコーディネーター。