バレンタイン

オススメな時、控えた方が良い時『チョコレート』の薬膳解釈!

2024/02/13
  • 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>

看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。

バレンタインデーがある春は、世界中から美味しいチョコレートが集まってきます。バレンタインまでの期間はもちろん、バレンタインを過ぎると求めやすい価格になるケースもあり、自分のために購入したり、春先の手土産やプチギフトにチョコレートを渡す方もおられるのではないでしょうか?

今回は、チョコレートの薬膳効果と、チョコレートがオススメなタイミング、控えた方が良いタイミングをお伝えしますね。

チョコレートの薬膳効果

チョコレート

薬膳では、チョコレートの原料「カカオ」に以下の効果があると考えます。

・心と体にエネルギーを補う
・血の巡りを良くする
・体にたまった余分な水分を体外に出す
・心を安定させる

ちなみに、カカオに含まれている主な成分の作用は
「カカオポリフェノール」→抗酸化・抗動脈硬化
「テオブロミン」→記憶力向上
「セロトニン/トリプトファン」→ストレス緩和

古典の薬膳、近代の栄養学、共通して心と体を元気にして巡りを良くする効果があるという解釈なのが興味深いですね。

こんな時は、チョコたべよう!

チョコ

心と体を整える際に、チョコレートを活用するのがオススメな時は

1)心や体が疲れている時
2)むくんでいる時(夕方むくむなら、午後のおやつタイムに)
3)冷えが原因の痛みがある時(血の巡りが良くなると和らぐ場合があります)

2・3については、白砂糖が多く含まれているチョコレートの場合は巡りを悪くさせてしまう場合があるので、できるだけ砂糖不使用もしくは少ないものを選びましょう。

こんな時は控えめに…

チョコレート NG

チョコレートを控えめにしたいタイミングは…

1)食べ過ぎた時
2)飲み過ぎた時
3)顔がほてったり、のぼせたりする時

食べ過ぎた時、飲み過ぎた時にチョコレートを控えた方が良い理由として、チョコレートは食べ過ぎると消化機能に負担がかかるからです。食べ物、飲み物の消化に加えてチョコレートが加わると消化機能が働き過ぎて疲れてしまいます。また、同じ理由で胃腸の不快症状がある時にもチョコレートの摂取はおススメできません。
そして、チョコレートは氣(き)という体のエネルギーを頭の方へ上昇させる性質があります。のぼせやほてり感を感じやすい人は、もともと氣が上昇しやすい体質ですので、自覚症状のある時はチョコレートの摂取を控えた方が良いでしょう。

心と体の健康維持を助けてくれるチョコレート、おススメのタイミング、控えた方が良いタイミングを把握して、賢く健康管理に活用したいですね。

〇この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト
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